« 2011年1 月 | メイン | 2011年3 月 »
投稿情報: 07:36 カテゴリー: し | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年9月、米国で発生したリーマン・ブラザーズショックにより
世界金融危機と世界同時不況が勃発、2009年経済は奈落の底に落ちた。
当時のグリーンスパンFRB議長をして「100年に一度の経済危機」と
言わしめたほど大規模に、あらゆる金融商品や耐久消費材も暴落したのだ。
正直、私の商売も酷い目に合いましたヨ。2011年になり徐々経済回復
して来ているようですが、まだまだ道半ばでしょう。
2008年9月の時、世界の金融市場の中心地であり、ショックの震源地
ニューヨーク・ウォール街で何が行われていたか? 映画監督というより、
ジャーナリストといえる(オリーバー・ストン)監督の最新作品、誠に
興味深い映画「ウォール・ストリート」に一言。
投資銀行に勤めるジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)は有能で
成功を収めていたが、突然信用不安が発生した。政府や他の金融機関に
救済を頼むも協力を得られず倒産した。恩人のオーナーは自殺した。
どうも、ライバル銀行の重役(ジョシュ・ブローリン)が裏で、煽りに
煽り、倒産に導いたことが判った。ジェイコブは復讐を誓った。
1988年「ウォール街」で金融界に君臨した男、インサーダー取引により
失脚し刑務所に入っていた男が出所してきたのだ。 ゴードン・ゲッコー
(マイケル・ダグラス)である。もはや「ゲッコー」という名は単なる映画
の登場人物名ではなく、実際の金融界で「欲の権化」としてよく使われる
普通名詞になっている。
ジェイコブは復讐にゲッコーの力を利用しようとした、しかしゲッコーは
逆にジェイコブを利用して金融界への復権を図ったのだ。ゲッコーの哲学は
「欲こそ善」=人間は全て欲で動く、冷酷非常で手段を選ばない男である。
果たして、彼らの計画は成功するのか?上映中ゆえ映画観てのお楽しみ。
マネーゲームのメッカ、ウォール街で人情的な復讐劇をするなどジェイコブ
は少々ウエット過ぎるし、インディー・ジョーンズの息子(S・ラブーフ)
はとても敏腕投資家に見えなかった。
但し彼の婚約者でゲッコーの娘(キャリー・マリガン)は「17歳の肖像」
(2009)で少女から大人になり、今正に、美しく可憐な女性になりましたネ。
さて経済としては・・・
前作である「ウォール街」1988年の時、米国のダウ平均株価は$2200
ドルだった。米国は世界中から金を集め消費を謳歌し株は上昇しつづけた。
貿易赤字、財政赤字でも、どんどん行け行けだった。正にマネーゲームを
繰り広げ、2007年で14,000ドルまで上昇して、リーマンショックで
7000ドルまで暴落したのだ。
日本はその間、1988年のバブルがはじけて日経平均株40000円が
7000円まで落ち、やっと16000円までもどって、リーマン・
ショックでまた7000円に落ちた。正に失われた20年を経験している。
今、世界各国が経済回復のために自国通貨を安くしている時に日本は円高
82円を強いられ。逆に日本国債はスペイン並みに下げられる始末。
いやはや「ウォール・ストリート」を観て思った、マネーゲームはベース
ボールと同じ、米国人ルールのゲームであり、また金持アラブ人や強欲な
中国人に歩がある。晴耕雨読、清貧好きな日本人には向きませんネ・・。
投稿情報: 05:41 カテゴリー: 2011観た映画 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
毎回言う事ですが、何とか成らないのですか、この英語カタカナ題名。
「Two Weeks notice」米国人には多分、「一ひねり効いた」粋な題名
でしょうが、我々日本人、否!私には只の電報カタカナ文である。
役者の演技も、あらすじも心に残るが、肝心の「題名」が出てこないのだ。
直訳すると「辞表」「退職届け」=2週間前に通知せねばならいルールだが、
敢えて私が邦題をつけましょう。
「恋の退職ねがい」「恋の法律顧問」「恋の猶予期間」
あれ!けしゴムが飛んできた!やはり皆さん怒っているのかな ?
さてオープニング・タイトル、旨いナ~、二人の赤ちゃんから青年までの
本人の実写真を掲載、これで二人の生立の差と性格まで判らせてしまった。
ルーシー(サンドラ・ブロック)は本当に可愛い子だった。
赤ちゃんの時から殆ど顔が変わってない、下町育ちの快活な子、
クラスのリーダーで、努力家だったことが判る。
ジョージ(ヒュー・グラント)はややシャイな子だった。
大富豪のお坊チャマ、上流生活 情操教育を受けていることが良く判る。
ルーシーは下町庶民派弁護士、ジョージは大富豪の御曹司で開発業の社長、
本来対立する立場なのだが、彼の法律顧問を引き受けることになった。
しかし実際の仕事は、頼りない彼の世話ばかり、ウンザリしながらも、
何か?何故か?彼を憎めないのだ・・・・
ヒュー・グラントにこの手の役をさせると、右に出る者がない名人である。
軽薄で無類のおんな好きと相場が決まっている。しかし根は宜しいのです。
S・ブロックは、美人なのに、少々ズッコケたところがあるのが嬉しい、
しかし性根が座っている印象がある。
歴史的にも、私の回りにも、しっかりものの女房とか世話好き女房には、
決まって、グータラ亭主がいるのが不思議だ。
H・グラント本人はオックスフォード大卒らしいので、バカではない
むしろ、軽薄を極めようとしている節がある。その姿勢は好感。
この映画のH・グラント評は女性陣にはおおむね好評であった。
全女性必見のシーン、車が渋滞した時の女性のトイレのせいと推察します。
あの機転と彼女を担いだ勇気は、とても、只のグータラでは無いし、
心底優しい男を証明。同じ様な緊急事態を経験した女性の方も多々
おられるでしょう、もしあんな風に救われたら、もうメロメロでしょうネ
それにしても、この二人は合う、多分OFFでも仲良しでないか?と
疑いたいくらいだ。
男女の恋は、かけひきだ。やはり恋愛映画はラブコメ否!
ロマンチックコメディーに限りますね。
投稿情報: 05:06 カテゴリー: 2003 見た映画, と | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
「一年の計は元旦にあり」といいますので、今年の初観映画は
やはり巨匠(リドリー・スコット)監督の創った「ロビン・フッド」
にしました。
主役ロビン・フッドは(ラッセル・クロウ)、彼とは2000年に
「グラディエーター」で組んだ仲、よほど気が合うのでしょうかネ、
監督は2005年に「キングダム・オブ・ヘブン」でキリスト教十字軍と
イスラム軍との壮絶な戦いを画いたが、監督12世紀ごろの西洋時代
劇が好きなのか、このロビン・フッドも十字軍の雇い兵から始まる。
映画というのは本当に面白い、学生時代習った「世界史」の意味が
映画を見て、今頃判るからだ。
そもそもロビン・フッドは英国シャーウッドの森に住む義賊で、
せいぜい悪代官を懲らしめるくらいに思っていたら、この映画では
何と「マグナ・カルタ」大憲章をジョン英国王に突きつけた英雄に
なってしまった。
学生当時、試験のために1215年マグナカルタ、1215年マグナカルタ
とだけ暗記して、内容はさっぱり判らなかったが、今その意味が
やっと判った次第。「国王といえども法コモン・ローに従え!」と、
立憲君主制を確立し更に「法の下の平等」につながる政治思想である。
さて十字軍から離脱したロビン・フッドは戦いで死んだ男の刀を、
父親のノッティンガム領主に届けた。図らずも領主から息子に成り
すましてくれと頼まれる。
そしてそこには美しい未亡人マリアン(ケイト・ブランシェット)が
居た。ここでロビンとマリアンのロマンとなる訳、旨い筋立てと感心。
「ロビンとマリアン」といえば、1976年この題名で映画が作られた。
ロビンフッドに(ショーン・コネリー)マリアンは何と(オードリー・
ヘプバーン)だった007もローマの休日姫も、少々歳が行き過ぎて
老いらくの恋物語であったが、大変面白かったと記憶。
さて本映画の見所はグラディエーター以来の迫力ある戦闘シーン、
そしてCGを駆使して弓が、見事に敵を仕留めるところでしょう。
140分全く飽きません、一見の価値あるお奨め映画です。
投稿情報: 04:58 カテゴリー: 2011観た映画 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
「トゥームレイダー2」はこの瓦版でも、映画雑誌でも あまり評判が
良くなかったので、敬遠していましたが、見る機会が出来てしまった。
私はアンジェリ~ナ・ジョリ~さんのファンなのですが、
このララ・クロフト、はたして彼女にふさわしい役なのか?疑問である。
第1部の評で、いみじくも「巨乳の妖怪人間ベム」の様と表現した。
今回、気のせいか前より少々お乳が小さくなった気もするが、
まぎれもなく妖怪顔になってしまった。色浅黒く、目が少々つりあがり、
目が黄ばみ、口が大きく,まるで裂けていると思われるほどだ。
CPゲームのオリジナルキャラそのままなのかもしれぬ、ゲーム
ファンにとっては慣れていて、たまらないキャラなのだろうが、
CPゲーム無縁の私にはまったく気持ち悪くしか見えません。
その点チャーリズ・エンジェルズならば、強いけれど、要所要所
しっかり女・女してくれてるので、見ていてたのしい。
ララは大金持ちである、道楽で宝探しをしているのだろう、しかし
英国空軍やMI・6も全面協力してくれるのは何故かな?
もしかして今まで見つけた財宝の一部をエリザベス女王に献上でも
してるのか?なんて考えたりして。
まぁ、今回パンドラの箱を求めて全世界(ギリシャ、カザフ、中国、
アフリカ)を駆け巡り、なかなか面白かった。評判ほど悪くない!
しかしA・ジョリーのギャラが高すぎるのか?彼女以外に著名な
スターはほとんどいない。わずかに悪役のライス博士を演じた
(シアラン・ハインズ)、この人トータル・フィアーズでロシア
大統領を好演したので覚えている程度。
今回の恋人役(ジェラルド・バトラー)もあまり見覚えない役者で
あった。そして彼との最後のくだりは「やはり!」であった。
ふむ~あのビリー・ボブ・ソーントンも手を焼いた相手、
一筋縄には行かないのでしょう。
というわけでベムが人間になれないように、ララもA・ジョリ~も
当分、女にはならないのでしょうネ。
投稿情報: 06:30 カテゴリー: 2003 見た映画, と | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
ノストラダムの予言が見事にはずれて、我々は生き残ったわけだが
たしか1999年の8月に「グランド・クロス」(太陽系の惑星が地球を
中心に巨大な十字を描く状態で、占星術的には不吉な配列とのこと)
がおこり、人類滅亡か否か、世の中騒然としていた記憶あります。
我々人類、特にキリスト教徒や西欧人は占星術に弱い、天体がこの
配列になった時にカウントゼロにもどり、人類は神の洗礼を受ける
思想でありましょう。
たしかシュワちゃんの「エンド・オブ・デイズ」もグランド・クロスの
時にサタンが復活する話。あの時はサタンが若いおね~ちゃんとS@X
すれば、神に替わって世界を支配出来るというひどい話だったと記憶。
さて今回も5000年に一度のグランド・クロスの時に古代人の創った
二つの鍵(割符)を合体させれば時空を支配できる神の様な存在になれる
というもの。この鍵を求め、秘密結社や古代の魔物と争奪戦を繰り
広げる、やや荒唐無稽系だが面白い映画でした。
インディージョーンズも歳とりすぎ、ハムナプトラ夫婦も妙に家庭的に
なり過ぎ心配していましたが、堂々たる新ヒロイン「墓荒し後継者」が
出来たと嬉しく思います。
新ヒロイン(ララ・クロフト)は正に勇姿(アンジェリ~ナ・ジョリ~)
であります。ファンからキュート倍増との声もありましたが、
私にはメーキャップのせいか美しいというより、
鬼気迫り薄気味悪く、巨乳の妖怪人間ベムに見えましたが・・・
ジョリ~ちゃんは折角美しいのだから、亭主(B・Bソートン)当時!の
悪影響(本当の顔を判らなくする癖)を受けないでほしいものですナ。
投稿情報: 06:00 カテゴリー: 2001 見た映画, と | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
コーエン兄弟・監督が西部劇を作ると、こうなるという映画。
西部劇の舞台といえば、強くギラギラした太陽と赤い砂漠が定番だが、
コーエンさん季節を冬して、雪が降る中での荒涼たる西部劇に仕立てた。
舞台はオクラホマ州、牧場主の父親が旅先で雇い人に殺された。
遺体を引き取に来た14才の娘マティは誓った。愛する父を殺した男を
絶対に許さない、「探し出して、必ず縛り首の台に乗せてやる」と・・
題名「トゥルー・グリット」とは「真の勇気」という意味で、正に
「悪は許さじ」「不正に立ち向う」「独立自尊」精神そのものなのです。
しかし犯人は悪党団に入り、保安官が手を出せないインディアン居住区に
逃げ込んだため、連邦保安官たちは追跡をあきらめていた。
そこでマティは私的に保安官を雇った。粗っぽく大酒飲みで片目でアイ・
パッチをした保安官ルースター・コクバーン(ジェフ・ブリッジス)である。
さらに同じ犯人を追跡していたテキサス・レンジャー(マット・デイモン)
が加わり、曲者二人の男と少女という三人の「追跡の旅」がはじまった。
いやぁ~、この映画完全に少女マティ(ヘイリー・スタインフェルド)が
主役ですワ、あのベテランのアカデミースター(ジェフ・ブリッジス)と
最も旬な(マット・デイモン)を両脇に配して、二人に負けない存在感を
示した。
おさげ髪でまだまだあどけなさが残る少女である、しかし男達との取引ぶり
は凄いのひと言、利発で度胸がある。最初は女・子どもと馬鹿にしていた
男達も一目置きはじめるのが誠に面白いのだ。
多分(ジェフ・ブリッジス)も(マット・デイモン)も映画序列からも、
もっと前に出るはずが、彼女に圧倒されて自然とワキ役になってしまった
と推察します。 それがこの映画の面白さと成功した所以と思いました。
原作はチャールズ・ポーティスの連載小説「トゥルー・グリット」で、
それを1969年に「勇気ある追跡」で一度映画化されています。その時の
主役保安官はあのハリウッドの大スター(ジョン・ウェイン)でした。
これでアカデミー主演男優賞(遅かったが)を受賞しています。
コーエン兄弟いわく、今作「、「トゥルー・グリット」は「勇気ある追跡」
のリメークではありません。原作に忠実に作った新作である。正に蓋し!
「勇気ある追跡」1969 は典型的は男の西部活劇、「トゥルー・グリット」は
なにかエキゾチックな逸話集の感がありますネ。
この映画非常に優れた作品であると思いますが、合点がいかない
ところが1個所あります。それはトゥルーマン(ジム・キャリー)
と妻(ローラ・リニー)の関係であります。
トウルーマンは生まれて30年間も24時間隠し撮りされ、テレビ
放映されてきました。まわりは全て役者による作り物の世界です。
彼はクラスメートのメリルと結婚したから、
結婚も6-7年になると思われます。
しかし実は彼女も妻ではなく妻役の役者にすぎない。
事の真実を問い詰められた時に、妻メリルは「仕事とはいえ、ひどいワ」
と泣きわめいていた事からトゥルーマンに本当の愛情はないはず。
しかし結婚したからには夫婦の性生活は当然あるはず。
役者仕事とはいえ何年間も性生活をするとは信じられない事だ。
知り合って10年も付き合い夫婦生活をするという事は、
彼女にとっても本当の人生を犠牲にした人生でもある。
どうも信じられない設定である。
もしあえて性生活を拒否してきたとすれば、これはトゥルーマンに
対する拷問であり、人権問題で、後味の悪い映画になってしまう。
この件真実はどうなのか判る方説明してください。変な質問かナ・・・
投稿情報: 05:13 カテゴリー: 1999 1998 見た映画, と | 個別ページ | コメント (0)
いくら私が文学好きでも、この手の物語を読むということは、
まずあり得ない。
しかし映画化されたため、その原作本と映画を比較すべく
遂読んでしまい、結果、結構馴染みになることがあるのです。
その代表が「ジェイン・オースチィン文学」といえましょう。
そのJ・オースチィンの本を読んで、本の内容をおしゃべりし合う
趣味の会が作られた。そのメンバーの人間模様を見せてくれる映画が
「ジェイン・オースチィン読書会」女性監督ロビン・スウィコードさんの
作品に一言。
世に趣味の会が多々ある、その手の会は職場とか学校と異なり、
あくまでも自分の好きな事ゆえ楽しく、またその会員もいろんな所
から集まって来て利害関係がない、しかし各人それぞれ社会があり、
個性があって誠に面白い関係が築かれるものです。
まぁこの 映画ブログも 会員に直接会うことはないが、
この読書会の様なものと言えましょう。
読書会の会員は女5、男1の6名、J・オースチィンの本
6冊を毎月1冊ずつリーダーを決め読書会を開いていくのだ。
2月「エマ」3月「マンスフィールド・パーク」4月「ノーサンガー・
アビー」5月「自負と偏見」6月「分別と多感」7月「説得」である。
ワインを飲みながら、時には野外で、時にはホームパーティーと
いう具合に、洒落た雰囲気だが、時には感情がぶつかる時もある。
メンバーは離婚歴6回の婦人(キャシー・ベイカー)を中心に、
独身主義の女性ジョスリン(メリア・ベロ)、夫から突如熟年離婚を
宣言されたばかりの妻、教え子に心を奪われ精神不安な高校の女教師、
レズビアン主義の若い娘、黒一点グリッグ君(ヒュー・ダンシー)は
ジョスリン女史に人目惚れしたので、この会に加入した青年である。
本の登場人物への評価もまちまちであるが、やはり今置かれている各人
の生活を反映したものだ、つまり意見とは自分の立場の投影なのです。
その各自の生活と読書会が交互に描かれ面白い映画に仕上がっています。
J・オースチインは19世紀の英国を代表する女流文学者でありますが
ドラマチックな歴史文学とか、崇高なる精神論を述べるのではなく
只只英国の上級市民階級の子女の恋愛&結婚物語であります。
正にJ・オースチィンは自分の家庭と近所隣とその人物を良く観察し、
メモをとり、当時の生活ぶりと恋愛観を豊かな感性で表現したのです。
当時の風俗や生活資料としても面白い。
私がJ・オースティンに触れたのは映画「いつか晴れた日に」1995、
の原作「分別と多感」を読んで以来、そして映画「プライドと偏見」
2005を観た後、原作「自負と偏見」まで読んでしまったのであります。
本は会話が多く、ユーモアもあるが一方トゲもあり、誠に面白い。
ある意味J・オースティンは19世紀の橋田須賀子みたいだ、正に
「19世紀の渡る世間は鬼ばかり」文学だと思いました。
映画は正に「雑学の宝庫」ですネ。
投稿情報: 04:21 カテゴリー: 2008観た映画, し | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント