近年?のアメリカの大ヒットコメディーといえば「ミート・ザ・ペアレンツ」
「娘さんをお嫁に下さい」と娘の父親から承諾をもらうのは(ベン・スティラー)
大変な事です。しかも父親が あの(ロバート・デ・ニーロ)とくれば命賭けで
あります。簀巻きにされて海に捨てられるかもしれないものネ・・・
爆笑で2001年のヒットとなった
続編「Ⅱ」2005は結婚の承諾を得たものの。嫁さんの実家と、婿さんの実家
の親同士を引き合わせねばならない。果たして釣り合うのか、気が合うのか?
一般的には両家は文明の違いほど異なるものだ、気など合う訳がないのだ。
婿の父親はあの(ダスティン・ホフマン)母はあの(バーブラ・ストライサンド)
と超大物スターを出演させたとなると、やはりネ!婿家は超自由主義者の設定、
超保守的な嫁家のデ・ニーロと両家が対立して物議をかもすことになった。
これが米国市民の体験的な共感を得たのか、大ヒットしてしまったのだ。
そしていよいよ待望の続々編「ミート・ザ・ペアレンツ3」
原題「Litte Fockers」が完成した。
義父(R・デ・ニーロ)は元CIA勤務の頑固者、少々時代罹っている。
家系図にこだわり、自分が親戚一族の家長を担ってきたと自負している男、
彼はこの一族を束ねるの後継家長にフォッカー(B・スティラ)を使命した。
フォッカーは何とか期待に応えようとがんばるが、義父の次々と時代錯誤の
要求と執拗なCIA的な監視に家庭生活はガタガタなってくる。
今回あのハニーフェイスの(シェシカ・アルバ)が登場、少々アル中気味で
呑むと淫乱になってしまうキャラ、しかもE・D薬の販売促進が仕事であり、
フォッカーに迫ってくる、夫婦の危機だ。このシーンは見ものですヨ、
これだけアルバに魅惑的に迫られれば我慢できる男はこの世に居まい。
いやはや欲張り過ぎの映画、ノー天気な金持ち(オーエン・ウイルソン)の
アホ~なエピソードの羅列があるし、(B・ストライサンド)の中高年向けの
性教育もあるし、久々に(ハーヴェイ・カイテル)のチョイ姿も見える。
噂によると、今作に(ダスティン・ホフマン)の出演はないはずであったが、
やっぱり映画が寂しくなるから後から追加出演を願い、撮り直しをした由、
数分で数億のギャラを支払ったらしい。さすがハリウッド!狂っている。
これだけ大物スターにギャラを払ってペイするには米国版団塊の世代
いわゆるベィビーブーマー世代が大勢観に来る映画ということでしょうネ。
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