皆様、2001年お正月あけましておめでとうございます。
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本年も瓦版の少数派「中年」の立場からの映画感想お許し下さい。
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観たものは、必ず一言と思ったら、新・旧おり混ざり
旬で無いものまで論評するので、迷惑かな?と思いつつも
敢えて投稿するあつかましさ、お許し下さいネ
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20世紀の日本映画最大のヒーローは誰か?と問われたら
それは「ゴジラ」でしょう。
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また私にとっても、初めて観た映画は何か?と問われたら
それは「ゴジラ」でしょう
多分東映のチャンバラも観ていたのだろうが、観たという認識が無いのです
「観た!」とはじめて認識したのが「ゴジラ」昭和29年(1954)だったのです。
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そういう意味で20世紀最後に観るべき映画はこのヒーローに敬意を評して
「ゴジラ対メガギラス」としたのです。
怪獣対決ものでは「ゴジラ対キングコング」に勝るものはありませんが
まあ~今作品は古代トンボ幼虫メガヌロンがゴジラに群がるシーンは見所です。
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また今回の破壊物件は東京の新名所お台場でした。ゴジラを観れば
その時々の新建築物の歴史が判りますし、有名な建物は悉く破壊されました。
(ただ一つだけ、畏敬の念か皇居だけは踏み込んでおりません。)
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さてヒロインはG対策本部隊長(田中美里)こんな細腕でゴジラを倒せるの?
そして科学者は我らのアイドルだった(星百合子さん)この人は科学とか
コンピューターのことが全く判って無いということが演技に見事出ていました。
G対策総責任者は(伊武雅刀)この人出ると何か胡散臭いと思っていたが、
やっぱり裏があった。
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ゴジラキャラクターも変遷がありました。初代から対キングコングまで
シリアスタイプだったが、対モスラからユーモラスになり、南海の大決闘の
「シェー」やゴジラの息子に至ってはお笑い3流怪獣になり下がった。
ここで私はしばらくゴジラに別れを告げたのです。
ゴジラは子供向けに造ってはいけないのだ、大人のために造って始めて
子供も喜ぶのだ、製作者はそこを間違えてしまったのです。
昭和50年(1975)で一旦休止となりました。
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再登場したのが昭和59年(1984)題名はシンプルに「ゴジラ」日本中のファンが
カムバックを喜んだものだ。正にシリアスな怖いタイプにもどりました。
爾来見続けておりますが、私はこの「ゴジラ」の時のスーツが一番好きだ。
今回の「対メガギラス」の新スーツは目がオモチャモードで今後が心配だし、
又ゾろ、ゴジラジャンプが出てきたのも心配だ。
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ゴジラは人間や子供に媚びを売ってはいけないのだ、あくまでも凶暴、
冷酷無比の象徴であり、泰寂超然な存在である。この廻りで右往左往する、
おろかなる人間達の悲喜交々,人間の欲望で面白い脚本を作るべきなのだ。
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そしてハリウッドに負けない最新SFX、VFXを駆使して、よりリアルな映像を
見せて欲しいものだ、それが故円谷英二監督のご遺志でもあるのです。
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ついついゴジラとなると新年早々長文となりました。誠にSorry
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