投稿情報: 06:27 カテゴリー: 2010 見た映画, アクション | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
本日2001・09・11の米国同時テロから丁度10年である。
というわけでその後2003年3月、米軍が侵攻開始した「イラク戦争」の
戦場をテーマにした「ハート・ロッカー」(2010)に一言
プロレスでもリング外の場外乱闘の方が面白いが、映画の世界でも
映画そのものより場外乱闘や舞台裏の方が面白い事がある。
2010年、映画の祭典第82回「アカデミー賞」競争がそうであった。
制作費に3億ドルを掛けた大作で、結果として世界の映画興行歴代1位
となる26億4000万ドルを稼ぎ出し歴史的大成功を収め、最新の3D
映像で「映画の新時代」を作り出した名匠(ジェームス・キャメロン)の
製作・脚本・監督作品「アバター」に対して、
1100万ドルという低予算、女性監督(キャスリン・ビグロー)作品の
「ハート・ロッカー」がノミネートされたのだ。
内容は2004年のイラク戦争の戦場、その爆発物処理班の活動を
ドキュメンタリー・タッチで画いた話題の作品であった。
正に「横綱」対「前頭」くらいの闘いであったが、(キャスリン・ビグロー)
はナナ何と! (ジェームス・キャメロン)の元妻であったのだ。
元妻 対 映画巨匠の闘いとなると話題沸騰であり、映画そっちのけの
面白さがある。キャスリン・ビグローの映画作品は「ブルースチール」
「ハートブルー」’91「K-19」’02とハードボイルドな男・男映画を
作る稀有な女性監督である。
一方でキャメロン監督はヒットメーカー監督の第一人者、彼の女の好みは
5回の結婚相手と作品から見て、どうも強い女(筋肉質タイプ)と思われる。
ビグロー監督も正に大柄の男まさり、次の女房はあのターミネーターの筋肉
ヒロイン(リンダ・ハミルトン)、今の女房(スージー・エイミス)も全く
女々しくなく、何か筋っぽい感じ。
映画の主役も脇役も皆強い女ばかりだ。「ターミネーター」のサラ・コーナー、
「エイリアン2」のリプリーとヴァスクェス、「トゥルーライズ」の妻、
「アバター」の女性パイロットと好みに一貫性がある。
そしてアカデミー賞の結果は元女房のキャスリン・ビグローが勝利した。
作品賞、監督賞、脚本賞と圧勝であったのだ。開催場内はヤンヤの喝采で
あったと記憶する。やはり判官贔屓とか、女性優位とか、キャメロンの
女癖の悪さとか、世間の受けとか、種々配慮して決定したと推察する。
J・キャメロンも潔く、元女房の快挙に対してスタンディングオベーション
で祝っておりました。 出来る男は違うね!
さて映画の方であるが、ニュースの如くリアリティーと臨場感みなぎる映像で
あった。主役のジェームス二等軍曹(ジェレミー・レナー)が危険を恐れず
爆弾処理をしていく、それは英雄行為というより危険中毒の域であった。
最後の言葉 「正に戦争は麻薬の如く」なのだ。
いやぁ~韓国の芸能スキャンダル暴露合戦は凄ざましい。
さらにネット先進国、韓国の人はスキャンダルには厳しく、
ネットへ悪質書き込みなどして糾弾する国民性がある。
(結果、自殺に追い込まれた女優、崔真実(チェ・ジンシル)の
例もありました。)
.
そんな厳しい韓国で、自分のスキャンダルを何とか隠そうと
する人気DJの騒動を描いたハートフル・コメディー
「過速スキャンダル」は2009年韓国で爆発的にヒットし、
何と!830万人の観客を動員した。
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売れっ子の人気DJ(チャ・テヒョン)は36才、モテモテの
独身貴族でリッチな生活をエンジョイしていた。
そこに22才の娘(パク・ボヨン)と6才の孫(ワン・ソクヒョン)
と言い張る二人が出現した。
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何と!彼が中学生のときの初恋相手との初体験で出来た子(娘)と、
さらにその子(孫)というのだ。
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若気の至りというが、全く邪魔な存在!何とか隠し、何とか追い
払おうとするが、血は水より濃いというが如く、放っては置けない
存在になってきた。
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娘役の(パク・ボヨン)は韓国メロドラマ向きの美人ではない、
童顔めんこ顔で青春コメディー向きだ。前作「超感覚カップル」'08
でそのコケティシュ振りを十分発揮していたが、
時々見たくなる顔である。
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韓国で大ヒットしたのは家族主義再生ドラマであることと
パクちゃんの「めんこい顔」と推察した。
投稿情報: 06:48 カテゴリー: 2010 見た映画, ま | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
クラッシクファンなら、堪らないでしょうネ
まず音楽の都ウイーンにある音楽家たちの銅像のシーンから始まる、
ベートーベン、金ぴかのヨハン・シュトラウス、シューベルト、
そしてアマデウス・モーッアルト。はは~ (のだめ)=野田恵
(上野樹里)も千秋も欧州に留学したんだ!と一挙に判った。
なんだか俳優たちも、映画スタッフも半分観光を楽しんでいる様だ。
私も数年前にウィーン観光したことあるので懐かしく観た次第。
この映画は(二ノ宮知子)原作のコミックの映画化である、全22巻で
3200万部の売上!をし、TVシリーズでは常に視聴率18%を超えた
ヒット作の「映画版」、というよりTVの続編を2本分映画でやると
いうことだ。 監督はTVと同じ武内英樹氏
コッミックを全く読んだことのない私、TVもあまりにぶっ飛んだ演出
だったので一度見ただけの私、しかしコミックフアンでクラッシク
ファンの友人があまりにも絶賛するので劇場に行った次第。
舞台はフランス、留学した(のだめ)は音楽院で勉強、千秋はマルレオケの
常任指揮者に就任した。
一生懸命だが、関係もキャラも変な二人だ、その他の登場人物も、
皆どこかズッコケているキャラクターばかりだ。
のだめちゃんは潜在的な音楽才能がありながら、あまりに奔放自堕落さが
邪魔してなかなか開花しない設定。
時々固まってしまう「のだめ人形}は毎回爆笑ものです
それからシュトレゼーマン(竹中直人)に至っては訳がわからないが、
好きなだこのキャラ。
千秋くん(玉木 宏)は本当にいい男だ(ハンサム&心根が優しい)
あの(のだめ)でも愛想もつかさず付き合ってくれているもネ、
たぶんこのコミックの人気の根源は「こんなだらしない自分にも
千秋の様な彼が表れるかもしれない」という女の子たちの願望に
よるものと推察した次第。
そしてこの映画の見所はクラッシクの本場、欧州でのオーケストラ
シーンである。バッハのピアノ協奏曲第一番を千秋自らのピアノ
「弾き振り」にはシビレタ!クラッシク音楽を十分に堪能できる映画。
そしてみごとにチャイコフスキー序曲1812、交響曲第6番<悲愴>など
全曲指揮しきった千秋 否!玉木くんにスタンディング
拍手を贈りましょう。ブラボー!
投稿情報: 14:27 カテゴリー: 2010 見た映画, コメディー | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
皆様明けましておめでとうございます。今年も熟年の立場から
気ままな映画の感想を述べさせてくださいませ。
さて本年初見は日本推理小説の最高峰 故(松本清張)生誕100年
を記念して製作された清張不朽の名作「ゼロの焦点」でした。
小説は昭和33年(1958)から2年間雑誌で連載され、
当時大きな反響を呼び、超ベストセラーとなったのです。
今作は1961年の作品に続き2度目の映画化の由。
この映画の見所は、日本の戦後昭和21年から昭和35年の
時代を見事に再現したことと、今最も油が乗っている3女優の演技
比べというところでしょうか。
第一作1961年は正にライブでありロケもそのまま使えたで
しょうに、今作2009年は50年経ってしまい、全てSFXや
CGによって当時を復元せねばならなかった。
私にとってまるで「ALWAYS三丁目の夕日」’06を見た時と
同じ感動を覚えました。
失踪した夫を探すべく冬の北陸に向かう、けな気な新妻役に
(末広涼子)。アイドル時代の作品「WASABI」‘02で、
この子どうなるのかと心配だったが、実生活でも離婚や人生経験
を積み、「おくりびと」’08や今作で連続好演し、今や女優の筆頭格
になったと思う。
この映画の核となる、北陸の名士夫人役に(中谷美紀)、
彼女はたぶん30代の女優の中で一番の演技派であると思う、
彼女の場合どの作品も光っているが、私は「ホテル ビーナス」’04 の
朝鮮人妻役の旨さに度肝を抜かれました。
そして素朴な漁師の女に(木村多恵)、TVの救命病棟24時で
看護士を演じている。この映画では田舎くさい女だが、3女優の中で
一番の美人と思います。なにしろ私の場合、日本顔(いわゆる醤油顔)
が好きなものでスミマセン。
さて映画は昭和30年代を再現し、荒涼たる北陸日本海を見事に
表現した。しかし、いかに優れた原作も時が経つと、その主題が
風化することを感じた。つまり、戦後、米国進駐軍相手の娼婦
(いわゆるパンパン)が多数いました、女が生きていくために止む得
なく選んだ道とはいえ、世間は許せざる行為と思っていた。
貞操を売ることは日本女性の恥、
しかも米兵は戦争犠牲者にとって憎い敵であったのだ。
戦後の混乱が終わり、娼婦たちも塵散りになったが、絶対に知られ
たくない過去であり、過去を隠し生活していた女性が多々いたはずで
ある。
今の若い人たちにとって、また年配者も時が経った今では、
この犯罪の動機に説得力が無いと思われる。世間は決して許さないと
いう背景が理解できぬし、また現在は風俗商売に対しても、性に
対しても比較的寛容でもある。
さらに結婚相手の過去や正体を全く知らずに結婚することなど、
今では考えられぬことであり、しだいに解明される夫のミステリー
などは、今の若者にとってはトンチンカンな話となっている。
松本清張生誕100年記念作品ゆえ、原作を大きく変えることが
出来ない脚本であった事は理解しましょう。
「昭和は遠くなりにけりですナ」
投稿情報: 17:29 カテゴリー: 2010 見た映画, せ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
投稿情報: 05:16 カテゴリー: 2010 見た映画, あ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今、時代劇「十三人の刺客」が絶賛上映中であります。
すごい宣伝ですネ、なにしろTVのゴルフ中継のスポンサーに
「映画 十三人の刺客」が名を連ね宣伝しているなんて
本末転倒の感があります。
「十三人の刺客」は昭和38(1963)年に東映で上映された
名作時代劇のリメイクであります。私は当時封切りで観ていますヨ。
私にとってこの手の映画が好きで、邦画ベスト10に入るほどです。
当時時代劇王国であった東映時代劇がマンネリ打破のために、
リアリズム的集団時代劇というジャンルを図った時期でありました。
[大殺陣]1964 [大喧嘩(でいり)]1964 なんかがその系譜であります。
江戸時代の末期。将軍の弟、明石藩主・松平斉韶(なりつぐ)の暴君ぶり
は常軌を逸し、残虐非道を繰り返していた。そんな行為にも関わらず
将軍の沙汰は甘く、穏便に済ますばかりであった。
このままでは幕府の威信と将軍家の信を失うと恐れた老中は旧知の
島田新左衛門に斉韶の暗殺の密命を出した。
十三の刺客をそろえ、参勤交代道中の宿場で行列を襲った。映画のコピー
「軌って、斬って、斬りまくれ!」の如く、この映画の見所は13人対
300人の50分間の壮絶なチャンバラ殺陣である。
もう一つの見所は斉韶役のスマップの稲垣五郎ちゃんである、日ごろ
グループ内では大人しいキャラゆえか、無慈悲残虐が際立ち作り物でなく、
さもありなんという名演をした。
それから斉韶を守る忠臣、鬼頭半兵衛役(市村正親)が良いですネ、
常に自分を鼓舞し一生懸命頑張っていました。やはり若い女房(篠原涼子)
がいるから普段から鼓舞しているのでしょう。
それから殺陣、剣さばきとなると、松方弘樹が群を抜いて旨かった。
やはり映画随一の剣客近衛十四郎の息子であり、子役から東映時代劇の
チャンバラで鍛えた人は違います。
私の好きな 新旧純粋比較すると
新 2010版 東宝 旧 1963年版 東映
13対300人の殺陣 13人対53人の殺陣
監督 三池崇史、 工藤栄一
島田新左衛門 役所広司 片岡知恵蔵
島田新六郎 山田孝之 里見浩太郎
鬼頭半兵衛 市村正親 内田良平
松平斉韶 稲垣五郎(スマップ) 菅貫太郎
老中 平 幹二朗 丹波哲郎
倉永左平太 松方弘樹 嵐寛寿郎
平山九十郎 伊原剛志 西村 晃
なかなか昔も渋い役者をそろえてます。
タイトルに惹かれて、ふら~と劇場に入り見てしまう映画って
ありますよネ、これがまさにその映画「食堂かたつむり」
.
知らない町に出張した時、駅の近くには必ず○○食堂があります。
私の場合どういう訳かその手の名前の店に入ってしまう。
.
大半の食事の店が洒落た店名にする昨今、堂々と○○食堂と
古く素朴でダイレクトな名で通していることは、そうとう古く
から商売している証拠である。
.
また私がまだ神童といわれていた子供時代、母に連れていかれた
のは○○屋とか○○食堂であり、その時のおいしかった思い出の
せいかもしれない?
.
私がまだ美青年だった学生時代、下宿近くの○○食堂のおばさん
から日々、腹一杯になる定食のお世話になったせいだろうか?
.
結局只のおじさんになってしまった今も、ノスタルジックな気持ち
が強く、○○食堂と書いた看板に誠に弱いのです。
.
前置きが長くなりました、映画にもどりましょう。
母が嫌いで家出して、祖母の家でみっちり家庭料理をおぼえた倫子
(柴咲コウ)、インド人の恋人からインド料理をみっちり仕込まれた倫子、
.
しかし彼にお金を持ち逃げされ無一文になった倫子は、ショックで失語症
になり失意のどん底で故郷の田舎に帰った。
.
女の人が細腕一人でやれる商売となると、先ず「食堂」だろう?
実家の裏庭の一角にある納屋を借り、小さな「食堂かたつむり」を
開店した。
.
味はおいしく、食べると精気が湧き上がり、不思議なことに幸運が
もたらされる、それが口コミで伝わり、顧客が少しずつ増えてきた。
.
よく「人は食べるために生きるにあらず、生きるために食べるのだ。」と
言われる。
.
この映画は「たべるために生きるグルメ派映画」ではなくて、
人間の根源である、元気に生きるためには「食べなくちゃ」という映画で
ある。おいしいものを食べればやさしくなり恋もできる。満腹になれば
生きる活力が出て来るというものだ。正に「食足りて礼節を知る」かな。
.
母親サユリ役に余貴美子、正に今一番のってる女優、昔は映画の片隅で
ちょっと光っていたが、本数を重ねる内に、無くてはならぬ光輝く脇役
の筆頭になってしまった。
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2008年「おくりびと」、2009年「ディア・ドクター」で日本アカデミー
最優秀助演女優賞を連続受賞とは凄いですネ 祝!
投稿情報: 05:28 カテゴリー: 2010 見た映画, し | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
もう亡くなってしまったが、80才過ぎた両親でも二人で見に行けた映画、
それは「フーテンの寅」=「男はつらいよ」でありました。
.
渥美清さんも亡くなり1997年の「寅次郎ハイビスカスの花特別篇」を最後
にこの映画は終わり、たぶん年寄りが安心して見にいける映画は無くなった。
.
フーテンの寅が「愚兄賢妹の人情喜劇」とすれば「おとうと」は「愚弟賢姉の
家族愛もの」といえる。フーテンの寅を作った(山田洋二監督)が15年ぶりに
フーテンの寅風味の映画を作り上げたのだ。
.
「おとうと」がどういう経緯でつくられたが知らぬが、「母べえ」'07 を観た限り、
母役(吉永小百合)さんが家族への無条件の愛、日本の女の優しさを淡々と演じた
こと、そして(笑福亭鶴瓶)さんが鼻つまみ者だが心根は優しい叔父役を短いカット
ながら巧く演じたことで、製作ヒントを得たのかもしれない。
.
夫に先立たれたあと、高野吟子(吉永小百合)は小さな薬局を営み、女手一つで
一人娘、小春(蒼井優)を育て、姑の面倒を見ながら女三人で暮らしていた。
.
その小春の結婚式に、行方知れずであった吟子の弟、鉄郎(笑福亭鶴瓶)が突然
現れ、酒に酔って結婚式を台無しにしてしまった。またやってしまったのだ、
鉄郎は子供の時から、何かと問題を起こし、その度に姉の吟子はそれをかばって
きた間柄であった。鉄郎はまたフーテンの如く姿を消した。
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家柄の違いか、鉄郎の一件のせいか小春は離婚し出戻って来て、また女三人の
生活がはじまった。「フーテンの寅」の映画の如く町内の人たち(笹野高史)や
(森本レオ)そして小春の幼馴染(加瀬亮)が何かと心配して出入りする。
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(笹野高史)の爺さん顔が出てくると、リアリテェーが出て本当の町内に思えるし、
(加瀬亮)が小春に思いを寄せる素朴な男心を巧く演じていた。いい若者だ!
.
この映画のテーマは正に家族愛とご近所の人情話である、最近は「面倒はごめん」
ということであまりご近所付き合いも少ない、家族関係も個人主義になりすぎた。
昔の様な「鼻つまみ者」どころか「家庭内暴力」という陰惨な事件も起こっている。
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人間死ぬときは一人と言いながら、誰にも見取られず孤独に死ぬのは寂し過ぎる。
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しかし昨今の現状、独居老人や、ホームレス、派遣村、医療制度などを見るに、
孤独死や野たれ死は相当多いと思われる。この映画のもう一つのテーマはこの
社会的最弱者の医療と終末である。
.
そんな中で、さいごまで孤独なフーテンであった鶴瓶弟の最期を看取ったのは
優しい優しい吉永姉であった。
人間にとって「最後の寄所」はやはり最小単位の家族だったのです。
.
この映画を見て、どんなことがあっても私は家族の味方でいようと誓った
次第であります。
「映画の人見て我身を直せ!」 映画って本当にいいですよネ
.
投稿情報: 08:43 カテゴリー: 2010 見た映画, お | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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