今日本では家に耐火金庫を置く、いわゆる金庫ブームらしい。
ダイヤル式でなく 指紋や声紋を感知して開閉する最新式が売れている。
銀行に預けていても、たいした金利が付かない、一方、銀行も倒産する
ご時世、しかも定期預金1000万円までしか補償されないペイオフ時代だ。
一般庶民ですら、金庫を買う時代に、ましてや米国の大富豪ともなると
部屋ごと金庫にして、テレビモニター通報システム、備蓄食糧も備えた
シェルターを作っても不思議では無い。
つまり金も本人もまるごと守ってしまおうという代物だ。
母(ジョディ・フォスター)と娘(クリスティン・ステュワート)が
夫と離婚し、引っ越して来た豪邸、そこにはこんな金庫部屋があったのだ。
金があるから、金庫を持つ、金庫があれば、泥棒を呼ぶ、泥棒が来れば
恐怖になる 恐怖は映画のテーマになる と言うわけで「Panic Room」です。
・・ここまでなら ネタバレではありませんヨネ? 特にスリラーや
推理もの どんでん返しものは ネタバレは厳禁・・
監督は「エイリアン3」’92で異様な宗教世界をつくり、「セブン」’97で
おぞましい世界をつくり、「ファイト・クラブ」で男の汗くさい世界を表現
した(デビット・フィンチャー)ですもの期待したが・・・
最後にネタバレを ジョディ・フォスターのキャミソールタイプの
ナイト着から若干垣間見える谷間は、正に「service room」でした。
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