世界中が待ちに待っていた現代の童話「ハリーポッター」
シリーズの第4弾「炎のゴブレット」を観ました。
めんこかった3人の児童も、成長して青年の域になった。
もはや、おとぎ話的ストーリーでは辛いものがある。配役を子供
に変えるか、早晩、青春恋愛映画に切り替えねばならぬだろう。
とにかく登場人物が多いこと多いこと、この作品も4作目となり、
前作まで出た人がどっかで顔見せるし、新たな人もどんどん登場
してくるので混雑状態だ。
・・・あの女性新聞記者は必要なんかい?
(私が覚えられないだけ・・かも)
また原作本がベストセラーゆえ、原作者の強い意向が働くのか、
監督の編集カットが少ない、よってストーリーの展開と同じ
重さで、小さなエピソードが次々と紹介される。
・・・あの風呂場の謎解きはいるのかい?
とにかく盛りだくさんで欲張り過ぎの映画と思った。
その分ストーリーの詰めが甘くなる、宣伝ではハリーの初恋か!
との振れ込みだったが・・肩透かしだったし。
ハリーとロンとハーマイオニーの微妙な三角関係も・・なおざりだ。
「名前を言ってはいけないあの人」とまで皆に恐れられ、
大仰に復活した「闇の悪魔」との戦いが中途半端だったし、
意外にもハリーと互角の力にすぎないのが・・・おどろきだ。
しかし映像は凄い、
3大魔法学校対抗試合は見ものだ、ドラゴンとの戦いは大迫力、
そして水中の戦い、あんな気色の悪い人魚姫は見たことがない。
人間の奔放なイマジネーションをここまで映像で表現することが
できるとは!驚嘆のVFX、
必ずしも得手な映画ではないが、毎回見ている私、
そして今回、やっと少し面白と思いました。ファンの方sorry.
最近のコメント