2008年観た新作ばかりでは、早々ネタ切れになりますので、
2007年観た映画の紹介もさせてくださいませ。
世代間闘争映画「ダイハード4.0]を観ました。
ハリウッド映画のシリーズもの多々あれど、多分迷わず
見る映画とは!この「ダイハードシリーズ」だろう。
正直「パイレーツofカリビアン3」は、見ようか見まいか
迷ったし(結局は見てしましたがネ)、「ミッション・
インポッシブル」はもういいカナ、と思っているし、
「スパイダーマン3」は瓦版評が良くなかったので、
見なかったし、「バイオバザード3」は前回で懲りたので
多分見に行かぬだろうし、
「英国産ハリーポッター」はどうしても馴染めぬ世界
なので、今回は行かないかもしれない。
では何故この「ダイハード」は懲りずに行くのか?
やはりあのジョン・マクレ~ンという男が好きなのだろう。
いみじくも今回の悪の首領からののしられた台詞が見事に
言い当てている、「お前は妻に離婚され、娘に面会拒否され、
貯金もなく、老いても退職年金も少なく、哀れで寂しい男!」
マクレ~ンもしみじみ言った「こんな割りの合わぬ仕事を
誰がやる? やるのはオレ位しかいないじゃないか。」
つまり「この上なく哀れで、この上なくタフな男」なのだ。
私生活はダメ、世渡りが下手だが仕事にはのめりこむ、正に
おとうさんです、よって私はこの男に魅了されるのだろう。
その意味で、このシリーズは「ミッション・インポッシブル」
みたいにVFXとCGを多用して超過激にしなくても成り立つ
はずの映画なんですヨ、
今回はヘリとの勝負で止めとけばよかったのに、世界最強F35
ジェット戦闘機にまで勝ってしまうのは少々やり過ぎデスヨ。
まぁ、今回の敵「サイバー・テロ」はあり得る話なのだろう、
経済、生活、情報、防衛すべてがコンピューター制御で動く
世界になってしまった。ここを押さえれば世界を支配できる
と考える輩が出て来て当然だ。
この映画「頭デッカチ・デジタル軟弱若者 対 アナログ団塊
世代の世代間闘争映画とも言えますネ」
戦争のはじまりは現代社会のシステムを知り尽くしたデジタル
世代が圧倒的に有利で強いが、戦争の処理はやはり生身の人間
の手が必要、ここで直感と体力のアナログ団塊世代が逆転する、
そして我々おじさんの溜飲が下がるというものです。
それにしても、ダイハードシリーズ、1、2,3と回を重ねる度
(ブルース・ウイリス)の頭は「高頭無毛」になり、とうとう
完全スキンヘッドになってしまった。それは我々とて同じ、
しかし映画がVFX技術に頼ってド派手なアックションになって、
これ以上「荒唐無稽」にならぬ様気をつけてほしいものデス。
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