過去が交差する長い年代記、まるでギリシャ神話か叙事詩の世界。
T-4を見て思った。あれ!「ターミネーター3」(2003)は何だったのか?
記憶が全く無いのだ。
T-1もT-2を作った監督はあのジェイムス・キャメロンですもの、
観客に強烈な印象を与え、よく記憶にある。
T-1はストーリーの斬新さと(アーノルド・シュワルツェネッガー)
の素っ裸と彼の異様さが際立ち驚愕したものだ。
T-2(1991)は戦う母親(リンダ・ハミルトン)の強さと、鍛え上げた
筋肉もりもりに目を瞠り、少年ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)
が誠にハンサムで、当時、私の娘が熱烈なファンであったと記憶する。
そして今回のT-4、人類の救世主・戦士ジョン・コナー役に
(クリスチャン・ベイル)を擁し、正に戦う戦う戦う、凄い戦士ぶり
と新鋭の映像技術に驚愕した。
それに比べT-3のジョン・コナーは誰で、何をしたのだったか記憶が
全くないのだ。(以前この瓦版に投稿したはずなのに・・)
さて、この映画のストーリーをおさらいすると、時は2029年の未来、
知能を持った機械と人類が戦争しており、機械軍が圧倒的に優勢ながら、
人類軍の英雄ジョン・コナーに手を焼いていた。そこで機械軍は考えた、
ジョン・コナーの母親サラ・コーナーを殺せばジョン・コナーが生まれて
来ないだろうと。機械軍はタイムマシンで過去1984年(T-1上映時)の
ロスに殺人ロボットT800(A・シュワルツェネッガー)を送った。
J・コナーの方は母を守るために、部下のカイル・リースを1984年に
タイムマシンで送り込んだ。そのカイルと母サラとの間に生まれたのが
J・コナーであり、これで話がややこしくなった。
今作T-4の舞台は2018年でJ・コナーは自分の父親の少年時代の
カイルを救うべく戦うのが、正に主題であるが・・・・
この映画、どうも判らぬことが多すぎる、誰か教えて!このころ
J・コナーはカイル少年が将来父親になると知っていたのですか?
そもそも機械軍が殺したいのは、人類の救世主J・コナーである。
J・コナーは自分を犠牲にして、カイル少年を助けようとするが
自分が死ねば機械軍の勝利、つまり自分を犠牲には出来ないハズだが、
おかまえなし無茶しているのは何故?
それから機械軍は人類を捕獲して、皮膚やら臓器を集めていますネ
機械にとって敵である「人間らしいロボット」を造る必要あるのですか?
最初に登場のセレナ・コーガン博士(ヘレナ・バナム・カーター)は
敵ですか、味方ですか? 機械軍側であれば、なにも死刑囚にキスまで
させて献体を頼まなくても略奪すればいいだけと思いましがネ
いやぁ~判らぬことばかり
時空理論が高度すぎるのか?
ハリウッドエンターティンメント脚本がいい加減なのか?
私の理解力が老化衰退しているのか?
たぶん3番目でしょうが ターミネイタリストの皆さん教えて!
監督はTVシリーズもののプロ マックG
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