お盆休みは,妙にアウトドアでした。休み明け、やっと映画に
ありつけました。邦画話題作「ホワイトアウト」
ホワイトアウトというのは猛地吹雪で出来る「真っ白な明るい闇」
全く何も見えなくなり宙に浮いた状態になる。私も冬道で体験
ありますヨ、視界が回復した時は前を走る車に追突した時でした。
さて、正に「和製ダ・イハード」です。もちろん織田裕二=B・ウィリス
巨大な奥遠和ダムでテロリストと孤立無援の戦いをするのだ。
私は正直、嬉しかった、久しぶりの娯楽大作だ!前も話題になったが
昨今の邦画はホラーか(半径5m以内の私的世界)ばかりだったが、
みごと脱却し、なかなかな迫力アクション映画であった。
日本人の美徳 義理と人情と涙もしっかり表現されていた。
織田裕二は良い俳優だ!華があり、いやみが無く、そしてタフガイだ
若く頼もしい!今後はもっと「映画で」活躍してほしい。
テロリストの部下達も中々格好良かった。今後ここからスターが
出そうな予感がする。
さて、この本の基本的な疑問なのだが、もはや今の日本に反帝国主義、
世界同時革命思想の武装テロ集団が存在しえるのか? 私の学生時代は
学園闘争真盛り、北朝鮮ハイジャック、浅間連合赤軍とすごい時代が
あったが、その闘士達が日本に里心で帰国を願い出る時代でもある。
かえって狂信的カルト集団にでもした方が現実味あったかもしれない。
その点アメリカ映画はアラブ原理主義、カルト集団、産軍共同体、
マフィア、巨大企業、大統領まで悪党に事欠かない、不幸な事だが、
これだけあればどんなアクション映画も作れるはずですナ。
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