世間や評論家の評判がよろしいので、私も観てまいりました。Good!
さすが(リドリー・スコット監督)映像派の面目躍如と言ったところ。
主役(ラッセル・クロウ)の演技が将軍かつ剣闘士のわりに
少々シャイすぎると思いますが、これ彼の持ち味なのでしょうネ
さてこの映画を本当に楽しむには、やはりあの(S.キューブリック監督)
'60年作品,(カーク・ダグラス)主演の「スパルタカス」を見て剣闘士や
奴隷の境遇を知ることと、それからもう一本、(アンソニー・マン監督)
'64年作品の「ローマ帝国の滅亡」を見て権力構造や時代背景を知れば
面白さ2倍となること請け合います。
上映中、私はスパルタカスとローマ帝国のイメージで見てしまった。
テーマが違うので比較するのもおかしいが、あえて比較しますと・・・
グラディエーター ローマ帝国の滅亡
上映年と時間 2000年(2時間半) 1964年(3時間)
監督 リドリー・スコット アンソニー・マン(グレンミラー物語など)
将軍 ラッセル・クロウ スティファン・ボイド
ルッシラ コニー・ニールセン ソフィア・ローレン
前帝アレリウス リチャード・ハリス アレック・ギネス
新帝コモドゥス ホアキン・フェニックス クリストファー・プラマー
どうですローマ帝国の役者も良いでしょう!
ニールセンも美しいが、当時世界一の美女といわれたソフィア・ローレンは
格が上です。
そして新帝コモドゥス役は(クリストファー・プラマー)が究極の演技を
してしまった。ホアキン君!とても足元に及びません。
コメント
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