現役のコメディアンの第一人者といえばジム・キャリーでしょう。
彼の映画で、私が心底笑ったナンバー1は「ライアー ライアー」'97です。
(ジム・キャリー)は訴訟に勝つためには、嘘も平気でつく辣腕弁護士、
仕事のためなら、家族との約束も簡単に破ってしまうタイプ。
幼い息子は、誕生日の一日だけでも、パパが嘘をつかぬ様お祈りをした。
神がその願いを聞き届け? 彼は嘘をつけない口になってしまった。
裁判で心に思っていることを即口に出してしまうのです。
弁護せねばならない被告に「お前こそクソ犯人だ!」とバクロしたり。
味方にせねばならない陪審員をけなしたり、四苦八苦する様が
おかしいのなんのって、ジム・Cの本領発揮であった。
私達は日頃、何気ない嘘の中で暮らしている。
嘘こそ人間関係を円満にする潤滑油である。
正に嘘こそ「必要悪」の最たるものである。
まさに心からの叫びである「バカだチョンだ!」「ブスだゲスだ!」
「デブだハゲだ!」「ケチだムチだ!」「ハナタレ、クソタレ!」
「サセロ、ヤラセロ!」滅茶苦茶な世界になってしまう。
私など女房を怒らせて、即刻家から叩き出されるだろう。
「嘘の無い本音の世界」を想像するとゾットしますヨ。
さてジム・キャリーのもう一つの代表作は「トゥルーマン・ショー」'98
であるが、この映画で思い出すのは、トゥルーマンと妻(ローラ・ニリー)の関係だ。
彼は自分の生活を30年間、24時間、隠し撮り生TV中継されている身、
回りの人は全て俳優である。となると当然、妻(実は妻役者にすぎない)
と夜の夫婦生活があったはず。
これもお茶の間に生中継されたのか?
又妻役者は一種の売春じゃないか?と変な質問をこのMLに投稿した
記憶ありましたゾ。
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