スマホ、インターネト、SNS、LINE,インスタグラム、フェイスブック、
ツイッター、正にコミュニケーション氾濫時代、こんなに自分を
さらけ出していいの? という訳で「ザ・サークル」に一言
仕事では社内間の連絡、取引先との商売ももはやメールである。
J-peg画像、PDF、動画とラインで遠くの孫と毎日会う事ができる。
私の買物はネット通販だらけ、飛行機の予約も、ホテルの予約も、
雑貨も、特に健康サプリメントはつい買ってしまう。
スマートブレスレットを腕に付けると自分の血圧、脈拍、体温や
睡眠具合まで健康管理をしてくれる。便利ありがたいがどんどん
自分が他人に知られていく。
一旦ネットショッピングをすると、私の名前、年齢、住所、そして
私はどんな趣味、どんな性向か、正体を相手に知られてしまう。
H商品など買うと大変なことになる。ネットの画面はその手の
Hグッズや精力剤などの宣伝がどんどん送られて困った!
スマホは消去しても誰と通話したか記録は内臓されている。
又PGS機能が内臓されており、探せば自分の居所は
知られてしまう。
交差点、国道は監視カメラだらけ、私の車に付いているドライブ
レコーダは事故の証拠となるが、一方で何処に行ったかバレバレ、
おかしな所に行けなくなった。
ドライブレコードは自動的に街を歩く人も記録され、あらゆる所
で人は録画されている勘定である。
さて、この映画「サークル」、メイ・ホランド(エマ・ワトソン)は
巨大IT企業<サークル>に就職できたことを喜び、早々
能力を発揮した。
企業のカリスマ経営者ベイリー(トム・ハンクス)が目指のは、
「全人類は世の全てを知る権利があり、オープンこそ完全な
理想社会」である。
メイは新開発の超小型カメラの前に自分の生活を全て晒す
ことに挑戦したのだ。
その結果は両親の夜の営みを世間に見られ、SNSで紹介
した親友の趣味(鹿の角加工)は世間から批判を受けて
彼を死に追いやった。メイは散々な目に会う。
映画はネットの持つ恐ろしさを表現した。
「便利さより、自分の秘密プライバシーが大事だ!」
私が家族のラインにも入らず、一人孤高に蚊帳の外で
あるのはそんな理由である。
原作(デイヴ・エガーズ)監督ジェームズ・ポンソルト
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。