昨日子供と一緒にホーム・アローン3を見ました。
初代マコーレ・カル金君が大ヒットで、少々大スター気取りが
見えていましたので(もっとも、大金を手にして生活がすっかり
乱れたとの事)主役交替は誠に良かった。
子役アレック・D・リンツ君は可愛くて見事でありました。
「ライアー・ライアー」’97の子役と思っていましたが、違う子でした。
アメリカは子役者層も厚いですネ、日本では最近アニメ以外で子供が
主役の映画やテレビなどトント見た事ありません。もし在りましたら
お教え願いたい。その意味で北野武監督の「菊次郎の夏」’99は楽しみです。
さて、今回のホームの敵は今までのコソ泥と異なり、国際テロリストで
アレック君のおもちゃの中に隠されたアメリカ空軍の秘密マイクロ・
チップの争奪戦であり、スパイアクションものに格上となりました。
あやしい人物の隣家侵入を発見して、警察通報するものの、逆に
いたずら電話と叱られ、両親も警察もだれも信じてくれません
この辺は旨いなと思いました。子供にとって元々大人は判ってくれない
対象ですが、ここまで信用されないと、怒り半分で「一人で戦うゾ」と
なります。一緒に見ている子供が興奮気味に成ってきたのが判りました。
テロリストはコンピューターやハイテクを駆使し、アレック君も負けず
に遠隔ビデオやリモコンで応戦します。後半は定石通りテングスヒモを
利用し重し落下、ペンキ、のりべた、花火爆発でコテンコテンに敵を
やっつけるのはホームアローン1・2と同じでありました。
良かったのは、ファッションモデル張りの女テロリストが段々見るも無残
な姿になって行くのが面白いし、若きころのリチャード・ハリス張りの
ボス(オレック・クルバ)がシリアスに登場したが、最後はあわれな
オッサンになってしまうのが面白かった。
母親役(ハビランド・モリス)も優しそうで前の役者より良いと思います。
いずれパート4もあるでしょう
本日は子供の日です。子供と一緒に見るには「ライアー・ライアー」に次ぐ
面白さです。未見の方にお勧めします。 長文Sorryでした。
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