前にも話したが、私の記憶では、生まれて最初に見た映画は「ゴジラ」
1954である。爾来、必ず見てきたのは東宝のゴジラ・シリーズであった。
その監督は本多猪四郎、特撮監督 円谷英二のコンビでした。
TVでも円谷プロの「ウルトラQ」から「ウルトラマン」シリーズに
発展し、数多くの怪獣たちを登場させ、彼らと闘ってきた。
日本のぬいぐるみ型の特撮に対し、リアルなミニチュア怪獣を丹念に
一コマ撮りして作った特撮映画はドイツ系米国人(レイ・ハリーハウゼン)
その代表作は「シンドバット七回目の冒険」1958 であった。
日本と米国の二大監督に敬意を表し、この映画「パシフィック・リム」の
最後に「怪獣マスター レイ・ハリーハウゼン と 本多猪四郎に捧ぐ」
と献辞がクレジットされている。
そんな義理堅い監督はメキシコ人の(ギレルモ・デル・トロ)である、
私の好きな怪優(ロン・パールマン)主演で「ヘル・ボーイ」を監督
した人。
さて太平洋のグアム沖の海底亀裂から次々と巨大怪獣(kaiju
カイジュー)が出没して世界の太平洋沿岸都市を次々と破壊し、
もはや地球は風前の灯であった。
人類は怪獣撃退用巨大ロボット(イエーガー)を開発した。
これは人間の脳波と筋肉をロボットの頭脳にシンクロさせて動かすが、
人間一人では体に負担が掛かり過ぎるため二人一組で操縦する。
しかし闘いでコンビの兄を失ったローリー( チャーリー・ハナム) は
森マコ(菊地凛子)と新コンビを組み怪獣の異次元的出入口で
ある海底の割れ目に向かった。果たして勝てるのか?・・
凛子さんは、数少ない日本を代表する堂々たるハリウッド女優
になった。
いやはや、この映画の見所はイエーガーの細部に渡るメカニックや、
環太平洋基地のディテェールがあまりに緻密で凝りに凝っていること
である。ここまで凝るかと驚き、今回投稿した次第です。
ウルトラマン、ガンダム、そして怪獣オタク必見の映画です。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。