誰でも子供の時のノスタルジックな思い出があるものです。
ボビー少年は母と二人暮、5歳の時亡くなった父を良く知らない。
その家に不思議な老人テッド(アンソニー・ホプキンス)が下宿した。
老人は普段外出しない正体不明の男、母の注意を無視してボビーは
彼に近づく、老人は物知りだ、野球やフットボールの名シーンの話
や人生の道理なども話してくれた。
女の子との付き合い方まで教えてくれる彼に父親を感じ、
ボビーはすっかり懐いてしまった。しかし老人は不思議な予知能力
を持っていた、どうも国家機関に追跡されているようだ。
原作は(スティーブン・キング)故、この能力でオカルトモード
になるのかと思っていたら、意外にも老人と親子のノスタルジック
物語だった。
幼なかった頃、私にも経験があります、いつも珍しい輸入チョコ
レートを土産に持って来てくれた遠縁の伯父さん、数日滞在して
からいつの間に去っていく、私はスパイでないかと疑っていました。
それから富山の藥売丸金のオジサン、なんでも知っている人だった。
紙風船をつくってくれて、手品が旨く、超能力者と信じていた。
多分もう生きてないだろうナ~。
そして今、オジサンになってしまった私、
出来ることならカバン一つ持って、しらない町を渡り歩き、
正体不明の不思議なおじさんになってみたい気持ちになりました。
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