昨夜5/17 某局のTVの映画劇場で放映されたので一言
が放映されたのは、TV局が話題性を図ったのだろうか?
多くの被災者に心より、お見舞い申しあげます。
何ゆえ私は、こんなに人類滅亡レベルのパニック映画のファンなのか?
パニック映画の定石プロローグは、
各地で、さまざまな予兆が発生するが、愚かな人類はまだ気がつかない、
そして各地で発生した災いにより犠牲者が出はじめ、人類はうろたえる。
地球レベルの大異変、また核戦争や細菌汚染と判明した時は、もう手遅れ
人類は絶滅の危機を迎える、終末を覚悟する人類の姿は誠に哀れである。
パニックものの、この辺までのクダリがなんとも言えなく好きなのです。
後半、人類生き残りを掛け、皆で力を合わせ全力を尽くすのが定石だが、
このころから面白さが半減するのが、この手の映画の特徴です。
古くは「渚にて」「メテオ」「大地震」「世界が燃えつきる日」
70年代の(アーウイン・アレン)のパニックものは殆ど観た。
近年では「デープ・インパクト」「アルマゲドン」「コア」などが良い。
邦画では昔の「妖星ゴラス」、モルツさん曰く「復活の日」「日本沈没」
は秀作、中には「東京湾炎上」「首都消失」など酷のもあったと記憶。
さて本作「デイ・アフター・トゥモロー」
あの「デープ・インパクト」の時、世界各地の被害シーンが意外に、
少なく、物足りなさを感じていた私、このデイ・アフターでは種々
異変と災害を細かく十分表現してくれたので、大いに満足。
もうCG技術はさらに進化し、映像は迫力満点、
波がどんどん高くなり、溜まって一挙にNYマテンローに押しよせる
津波のシーンは圧巻。
監督は(ローランド・エメリッヒ)この人、津波から逃げ惑う人々
や潰されるイエローキャブなど、足元の被害シーンが旨い監督。
私は、あの「GOZILLA]を高く評価しているのは、ゴジラの足元で、
逃げ惑い、踏みつけられた人々を見事に映像化し得たからである。
何ゆえ私は、こんなに人類滅亡レベルのパニック映画がすきなのだろう?
万物の霊長などと威張っていても、大自然の怒りに成す術は無い、
神が与えたもうた、人類の住み家を、二酸化炭素のゴミ箱にした報い。
神が地球をリセットすると決めた瞬間、消される哀れな存在とあらためて、
自覚できるからだろうか・・・・
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。