すこぶる評判の良い「スパイダーマン 2」見てきましたゾ
なるほど、これは面白いですワ。
「 スパイダーマン 1 」の投稿の時、これは「学園恋愛もの」だと
言った。今回は学園から少々離れて「青春恋愛もの」だった。
お互い好きなのだが、男が煮え切らない、すれ違いばかりしている内に、
強敵(エリート男性)が現れ、彼女は強力なアッタク攻勢を受ける、
それでも女(キアステイン・ダンスト)は男の愛の言葉を待つが、
期待の言葉は出てこなかった、あきらめ新しい男になびいて行く。
まさに青春恋愛ものの定石通りの映画。
「1」同様に主役(ドビー・マグワイア)の真面目な不器用さと、
もたつき態度が誠に旨い。
なんと言っても、この映画の面白さは、英雄スパイダーマンの
私生活に視点が置かれていることだ。考えてみれば世の悪を退治
するスパイダーマンの活動はあくまでも個人ボランティアである。
国家公務員でもなれば、特殊組織でもない、いったいどうやって
生活しているのだろうか?彼の台所事情を見事に見せてくれたのだ。
今までの英雄ヒーローは普段は定職をもっていたと記憶する。
ウルトラマンは国際警察機構所属だから国家公務員だったハズ
スーパーマンはディリー・プラネット新聞社の記者である。
バットマンは先祖伝来大金持ちで道楽者である。
みな生活安定の上で、正義ボランティアに精を出していたのだ。
その点、スパイダーマンは貧乏な苦学生、愛する叔母が家の
ローンも払えずに立ち退きを迫られても、打つ手がない。
自分の安アパート家賃も払えず大家から矢の催促を受ける始末。
アルバイトも、正義ボランティアとの両立がままならぬ状態。
生活は苦しく学業は落ち込み、とどめは失恋、もう満身創痍!
ストレス症候群になる始末である。
今回、観客動員数がかなり多いらしいが、これは英雄といえども
観客の生活ぶりと変わらない事実に絶大なる支持を得たものだ。
いやぁ~最後の結末、いいですネ 好きだな!この結末
私も一部涙腺がゆるみましたヨ
涙あり、笑いあり、恋愛あり、アクションありで面白かった。
コメント
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