早く行かねばと焦っていた映画「スペース・カウボーイズ」観て
きました。一言感想を ・・・・内容は極々少々出ますョ・・
ダーティーハリーの(クリント・イーストウッド)沈黙の戦艦の
(トミー・リー・ジョーンズ)M.A.S.Hの(ドナルド・サザーランド)
大脱走の(ジェームス・ガーナー)と全員が好きな役者ばかり
多分、くせもの年寄りが活躍する内容だろうと想像できたが・・
俳優年鑑を見ると順に70/54/66/72歳だ。
ハリウッドは元来、中年が良い所取りの映画が多いが、今回は
T・ジョーンズ以外、少々歳とりすぎている。大丈夫だろうか?
「コク-ン」みたいな老人回帰映画では哀れすぎるし、と心配したが・・
いやあ~良かった!この映画、老齢達の見果てぬ夢の実現という
単なるセンチメンタリズムでは無い、何ゆえこんな熟年達が必要と
されたかが説得力あるのだ。
つまりコンピューター以前に造られた宇宙の危険物の処理には
彼らの手動能力が必要とされたのだ。
この映画のメインテーマは正にアンチ・コンピューター、
アンチ・マニアルルールだった。
パニック発生した時、最も大事なのは判断力と技術力そして度胸だ、
やはり実践経験が物を言うことを示してくれたのだ。
そして男の魅力は、いつまでも持ち続ける幼児性と、
したたかなH熟年性であると教えてくれた。(私のかってな解釈かナ?)
それにしても(クリント・イーストウッド)は凄い役者だ
私が最初に彼を観たのは1959年「ローハイド」の若僧カウボーイ役
そして2000年の今、宇宙のカウボーイ役だ、41年間も観続けた上
まだ主役を張れる役者は彼くらいなものだろう。
このぐらいの歳になると長老役か、懐かしきゲスト出演となるものだが
彼は衰えない!「許されざる者」やこの映画の様に旨い脚本を探し出して
老齢主役を張ってしまうのだ。こうなりゃ何時まで主役張れるか
見届けてやろう・
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