西部劇でもなし、なぜこの題名「WANTED ウオンテッド」なのか
よく判らない映画、・・という訳で 観ましたので一言。
アンジエリーナ・ジョリーさんは好きな女優の一人なんだけど、
ここまで妖艶&肉感的アクションになってしまうと、ちょっとね~
もうちょっと普通の女に戻ってくれた方が見てる方も疲れませんヨ
たしかトゥーム・レイダー('01)あたりから、こんな風な、まるで
妖怪人間ベムの様なキャラになって来たと思う。
彼女はMr&Mrsスミス('05)でアクションの頂点を極めたと思う、
アレキサンダー('04)の女王役で妖艶さの頂点を極めたと思う、
そして今回のウオンテッドで両方を極めたと言って過言ではない。
実生活でも、あのクセモノ俳優(ビリー・ボブ・ソーントン)を虜にし、
捨て去り。
挙句、今男優NO1の(ブラッド・ビット)を人気女優の愛妻(ジェニファー・
アニストン)から奪い取った(多分!)ほどの魅力を持っている女だ。
早々(B・ビッド)との間に3人の子をつくり、養子を含めて多数の子供を育
てていると聞く、生命力はまるでベオウルフ('05)の妖怪蛇女の如くである。
あまりにA・ジョリーさんの存在感がありすぎて、主役男ギブソン
(ジェームズ・マカヴォイ)さんは、すっかり霞んでしまいました。
もっとも彼は、あのナルニア国物語('06)のやさしい半獣のお兄さん
(タムナス)さんですもの、敵いっこありませんヨ。
内容はうだつの上がらない平凡なサラリーマン(J・マカヴォイ)が
偶然なのか宿命なのか?秘密の暗殺組織(フラタニティ)に入れられた。
過酷な訓練(見るに辛い)により組織第一の暗殺者に仕立て上がる、
そして裏切り者の始末を命令されるが、その相手は父の敵でもあった。
みどころは数々の暗殺シーンだが、マトリックス的な超スロー・コマ
撮りによって、弾丸軌道が体を貫抜くところ、それからカーチェイス
で車がゆくりと宙を回転して転倒するのが見れるところでしょう。
しかし、今回、山岳列車が大勢の乗客を乗せたまま、鉄橋から脱線して
谷底に落ちるシーンがあったが、いくら娯楽映画といえども、度が過ぎて
いると思いましたヨ。
さてこの映画、世の恨み辛みをはらす 米国版「必殺仕置き人」か?
と思いきや、なんと!暗殺指令を出すのは神の権化である「はた織り機」!
うむ~ キリスト文化の仕業と言え、日本人にはよく判りませんネ。
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