子供は恐竜が好きだ!二歳と四歳の孫は「ドラえもん、のび太の恐竜」
2006のDVDを見てもう完全に恐竜にのめり込んでいる。
私が幼児だった時「ゴジラ」1955年を見て恐怖でトラウマとなり、小学生の
時「失われた世界」1961を見てのめり込み、この年になっても恐竜映画の
虜になっているのと全く同じである。
という訳で最新作「ジュラシック・ワールド 炎の王国」が2018年
7月に上映されるや私は早速劇場に駆け付けた。
今作のテーマこそ、「子供が大好きな恐竜を守ろう」という映画である。
1993年の「ジュラシック・パーク」から25年目の第5作目であり、
2015年の第4作「ジュラシック・ワールド」の続編にあたります。
「ジュラシック・ワールド」でイスラヌブラル島に建設した恐竜テーマパークは
恐竜たちにより破壊された。人間は島を放棄し、もはや恐竜たちの野放し
状態であった。
しかし島の北にあるシバ山が大噴火し、このままでは恐竜は絶滅の危機に
あった。米国上院委員会で、恐竜を救うか絶滅させるかの討議が行われた。
な・な・何と!あの懐かしいイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)
が登場したのだ。彼は委員会で持論を唱えた「このまま自然に任せるべき、
自然淘汰による絶滅も止む無し」と弁舌した。
ここで人間が手を貸すとカオス理論「予測不可能・制御不能な世界と
なる」とをいうものである。
政府の絶滅決定に反して、「恐竜保護団体」の責任者となったクレア
(ブライス・ダラス・ハワード)と恐竜調教師オーウェン・グレディ(クリス・
ブラット)は恐竜救出のため島に向かった。前作の主役二人である。
ロックウッド財団の財産管理人イーライ・ミルズ(レイフ・スポネール)は
恐竜救出のスポンサーであるが、その正体は恐竜を捕獲し、遺伝子操作
によって生物兵器化し売買する悪党集団であった。
島は激しく噴火しはじめた。火山弾が飛び散り溶岩が溢れ出し、島が
消滅して行く中で凶暴なTレックス恐竜と、獰猛狡猾なヴェロキラプトル
が襲ってくる、さらにロックウッドの傭兵が攻撃してくる。二人は危機に
つぐ危機、この壮絶なシーンこそ今作のSFXの真骨頂でありました。
子供達のために、恐竜を守ろうとする動物愛護は宜しいが、その結果
はとんでもないことになる。さらに神の如く遺伝子をもてあそぶ人間には
それを制御する能力など持ち合わせていないのだ。
果たして地球人類はカオスの時代に突入しつつあった。
監督はスペイン人 J・Aバヨナ、脚本は前監督のコリン・トレボロ
とテレク・コノリー、特撮ニール・スランカン、
もちろん製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグでした。
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