「ホワット・ライズ・ビニース」いくら英語が普及しているといえ
これじゃ後々記憶に残りませんワ、
多少泥臭くても昔の様に「恐怖の館」とか「怨霊の家」とか
直訳して「下に誰かいる」とかした方が、後々映画ファンに
親しまれると考えるべきと思いますヨ
さてこの映画のキャンペーンのために、(ロバート・ゼメキス)監督が
来日、続いて主演の(ハリソン・フォード)も来日、
彼らのインタビューを聞いたり、宣伝コピーを見て、
映画のあらすじを想像めぐらしてしまっていたが・・
それが予想した通りの謎,予想した通りの結末だったのが残念。
「映画売るための宣伝が映画の面白さを半減させるのは本末転倒ですネ」
とにかく幽霊の正体が判るまでは本当に怖い、先ず効果音が旨いのだ
全体ミュートなシーンが続き、突如ガシャ~ンと来る、正に背筋が凍る
それから妻役の(ミシェル・ファイファー)が怖い、彼女の恐怖に慄く
表情は美しすぎる、それが怖いのだ、この映画まるで彼女の一人芝居だ
薬で麻痺した妻が横たわり、バスタブに水がジワジワ満ちてくるシーン
はヒチコックも草葉の陰で評価しているでしょう。
これ全くの私見ですが この映画の結末は、
夫の計画通りに行き、夫ニンマリで終わるか、又は階段の下で
夫が息絶えて、終わりにした方が恐怖の余韻が残ったでしょう
最後のアクションと幽霊登場は必要なかったと思いますが・・
さて夫婦モノだったので女房をさそって、この映画を鑑賞、
女房とは「アイズ・ワイド・シャット」以来,久しぶりでしたが、
観終わって、劇場を出るとき一言「浮気は怖く、高く付くのヨ 」
・・・トホトホ・・
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