この時はまさかこの子が
息子がVTRを借りてきた。題名は「鬼教師ミセス・ティングル」
息子の好みらしい、あの忌忌まわしい「スクリーム」や「ラスト・サマー」の
作者ケヴィン・ウィリアムソンが脚本から、さらに初監督までやっちゃた由、
う~ん、苦手な世界だなと思いながらも、つい、つい一緒に見てしまった。
舞台はハイスクール、ここでまた血生臭い殺し合いが始まるのかと思って
いたが、意外にも意地悪な先生と生徒のドタバタ・コメディーだった。
まぁ私もそうだが、優等生でない生徒は、こんな先生からひどい目にあった
経験が何度もあるはずです。
女鬼教師は、なんと(ヘレン・ミレン)あの「2010年」のロシア人飛行士
ターニヤ船長ではないか、美しく理知的で魅力的だったのに、年月、否!
役柄メーキャップのためか全く別人に思えた。
ひどい脚本だが、さすが英国の演技派、憎憎しい役を卒なくこなしました。
そして女生徒役でケイティ・ホームスが準主演していた。かわゆい!
(ここから後加筆、しかし、この時はまさかこの子が、あの御大トム・クルーズ
と2005年、結婚し、彼との間に女の子をもうけるとは誰も知らなかった。)
この映画、息子はすごく喜び楽しんでいたが、私はどうもいただけない、
しかし見場はあった!初めて観る脇役の女の子(マリサ・カフラン)ちゃん
あのマリリン・モンローとエクソシストのリンダ・ブレアのマネは一品
これすごく面白い!旨い!そして妙に・・可愛い!
多分、彼女は脚本を演じたのでなく、監督が彼女の得意芸を気に入って
即興で映画に取り入れたと思う。それとも此れを見せたくて映画を作った
のかナ? これがあるから、このVTRは、まあ!合格です。
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