継続は真という言葉があるが、正にそれを実践をしている漫画家がいる。
(西岸良平)さんだ。
漫画「三丁目の夕日」を「ビッグコミック・オリジナル」に1974年にはじめた。
ビッグコミックファンであった私も当然読でいたが、ビックコミックに似つかわしく
ない「ほのぼの漫画だナ」と思った。今も連載していると聞き、驚いた次第。
これを実写版で映画化したのが「ALWAYS三丁目の夕日」(2005)で、
その後続(2007)、(2013)と三部作が作られた。監督は山崎貴さん。
同じく西岸洋平さんのが「漫画アクション」に連載をはじめたのが、
「鎌倉ものがたり」、1984年からはじめて、まだ時々発表されている。
それが山崎貴監督で2017年12月に「DESTINY鎌倉ものがたり」として
映画化されました。という訳で 一言
舞台は鎌倉、映画の雰囲気から昭和64年くらいかしらネ、
年若い亜紀子(高畑充希)が小説家一色正和(堺雅人)に嫁いだ。
新婚ほやほやの楽しい家庭だが、不思議な現象が次々に起こる。
鎌倉は「幕府」発祥の歴史の町、しかし血塗られた歴史でもあり、怨念や
魔物がウジョウジョ生息し、人間と共存していたのだ。そして時々悪さを
していた。
赤い手の魔物のイタズラで何と!亜紀子は突然亡くなってしまったのだ。
本来はまだ寿命があったのに!正和は亜紀子の命を取り戻すために
「黄泉の国」つまり「あの世」へ向かったのだ。
そこで亜紀子を誘拐した魔物の支配者「天頭鬼」とその手下と激しく
戦ったが。何と!正和と亜紀子は「運命の二人」だったことが判った。
全体に漂う昭和ロマンと黄泉の国のイメージ、そして個性的な魔物たち、
ALWAYSチームがCGとSFXを駆使して不思議な世界を創作した。
主題歌「あなた」は作詞作曲した宇多田ヒカルの歌が光る。
しかしこの映画の主題は本当に可愛い女性=男の子の理想の嫁を
演じた「高畑充希」の可愛ゆさに尽きますワ。
これは映画「ALWAYS」が男の子にとって本当の母親を演じた
(薬師丸ひろこ)の優しさに尽きるのと同じですワ。
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