7月4日 はアメリカの独立記念日、July 4th =Independence Dayである。
イギリス統治の13の植民地が独立宣言をしたのが,7月4日,240年前で
米国人にとっては特別な日である。
英国がEUを離脱して凋落の一途にあるが、米国は世界の覇者の位置
を維持している。しかし国内には依然として白人対黒人の人種問題もあり、
貧富の差が拡大の一途で一枚岩とは言えない。
その意味で、単なる興行だけで無く、国民統一や国威発揚のためなのか
この映画「インデペンデンス・デイ」の続編2を20年振りで完成させたのだ。
副題も堂々とResurgent =リ・サージェント(発揚 再び)と付けた位だ。
20年前の元祖インデペは、宇宙人の侵略により地球滅亡一歩前で、
世界の人類(特に米国人)が一致団結し、コンピューターウイルスに
感染させることによって宇宙人をやっつけたと記憶する。
今回は更に強大なエイリアン軍団が出現し,地球侵略=否!地球破壊を
仕掛けて来たのである。エイリアンの武器は地球の重力をコントロールする
もので、世界中の都市を空に持ち上げ、叩き落し破壊し始めのだ。正に
人類の滅亡の危機となった。
ここで1で活躍したホイットモア元大統領(ビル・プルマン)がよれよれの
病床から立ち上がり、白髪になったレビンソン博士(ジェフ・ゴールドブラム)
が再登場する。年寄りと、若い飛行士ヒラー大尉(ジェシー・T・ユーシャー)
モリソン中尉(リアム・ヘムズワース)=(この人、マイティ・ソーの兄クリス・
ヘムズワースとそっくり)、が連携して宇宙人と戦った。
そこに、ある謎の球体が出現する。これは人口知能であった(これ驚くなかれ
ポケモンGoのボールと同じ型)。いままでエイリアンに滅ぼされた異星人
たちのメッセージが込められていたのである。
果たして地球を守ることができるのか? これは劇場で・・
監督は1と同じ(ローランド・エメリット)、この人は米国版ゴジラ(1998),
インデペンデンス・デイ(1996),デイ・アフター・トゥモロー(2004),と都市を破壊
する映画ばかり作る人、今回はその集大成と言える代物である。
この映画の主旨は「世界の大都市の破壊」に尽き、それ以外は何もない!
映画と言えましょう。
夜遅くの最終上映、映画内容を把握できないまま、只々崩れゆく橋やビルや
落下する人々を夢うつつの中で見ておりました。
コメント
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