どういう訳か見てしまう、もう条件反射の域だ。ふらふらと劇場に入ってしまった。
それは「ジュラシック・ワールド」2015 であるが、これは「ジュラシック・パーク 4」に
当たるものだ。
何故見るのか?私にとって生まれて初めて見た映画が「ゴジラ」(1955年
の正月映画)で幼児の脳に、恐竜に対する恐怖が刷り込まれてしまった。
そして小学生の時、コナン・ドイル原作の映画化「失われた世界」1961を見た。
アマゾンの地下深くに棲息している恐竜を探す探検映画だが、ティラノザウルスと
ステゴザウルスの対決を見て虜になってしまった。 この二つの体験が、私を
「ジュラシック・パーク」シリーズに導くのだ。
大勢の人を乗せた新型客船がコスタリカ沖にある「イスラ・ヌブラル島」に向かって
いる。ここで1993年に大惨劇となったジュラシック・パークをリニューアルして
再建した新恐竜テーマパーク「ジュラシック・ワールド」が開館したのだ。
オーナー(サイモン・マスラニ)は膨大な資金をもってこのテーマ・パークを再建
させた。それには客寄せの目玉として、より大きく、より強く、より恐ろしい恐竜を
作り出せと(ウー博士)に命じた結果、あらゆる生き物のDNAを交配して
遂に「インドミナス・レックス」なる超獰猛なハイブリッド恐竜を作り出していたのだ。
厳重な檻囲いの中に棲息していたはずの Iレックスが消えた。DNA交配
で得た高い知能と、低温、補色などの能力を使い檻から逃げたしたのだ。
出動した捕獲部隊は尽く食われてしまった。Iレックスは何百人もの顧客が
集まるセンターへ向かう、その中にテーマパークの管理主任クレア(ブライス・
ダラス・ハワード)の甥ザックとグレイいて、しかも危険地帯に入り込んでいた。
一方、超敏しょう、超獰猛な悪名高い猛禽類ヴェロキ・ラプトル4頭も放たれ、
翼竜類プテラノドンも逃げ出し、人間を襲いはじめて場内は大混乱に陥った。
ディズニーのインディー・ジョーンズ、USJのハリーポッタなど目玉アトラクションで
人気が決まる。よってジュラシック・ワールドもクローンとDNA交配で遺伝子を
勝手にいじって手に負えない怪物を作ってしまったのだ。
また超獰猛なヴロキラプトルを調教して、殺人兵器に利用しようとした。
金儲けのためにどんな手段も択ばない人間、仕事のために家庭や子供を
犠牲にする親など、悪いのは恐竜でなく人間であることが良く判る映画です。
制作総指揮はこの映画の生みの親 スティーブン・スピルバーグ、
監督はコリン・ヴォロウ 主役はクリス・ブラット
コメント
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