私の場合、どうしても子供のころ見たTVや映画との比較論になって
しまう、という訳で「スター・トレック イントゥ・ダークネス」に一言。
1960年代の日本のTVはアメリカ制作のドラマが楽しみであった。
その一つに「宇宙大作戦」1966~1969があった。原題は「スタートレック」
同じころ「スパイ大作戦」もあったが、この頃は〇〇大作戦という題名が
流行っていたのだろう。
このTV初期からのスタートレックのファンを「トレッキー」という、
丁度シャーロック・ホームズの熱狂的ファン「シャーロキアン」と似ている。
SFファンの私であったが、正直トレッキーとは言えませんネ
TVでのヒットにより映画化され「スタートレック」1979が作られ、
今作「スター・トレック イントゥ・ダークネス」まで12作目となる。
映画は同時代の「スター・ウォーズ」の大ヒットの前に影が薄かった
と記憶する。
映画のエンタープライズ号の勇壮などSFXとCGの特撮シーンは
見ものである、ストーリーは少々入れ込み過ぎて、良くわからないので
省略しますワ。
近年の2作は若き日のカーク船長(クリス・パイン)とスポック副長
(ザカリー・クイント)の友情物語の様相、二人とも旧配役の
(ウイリアム・シャトナー)と(レナード・ニモイ)の若き頃を彷彿
させる良い役者をそろえたものだ。
船医マッコイ少佐(カール・アーバン)も昔の(ディフォレスト・ケニー)
を彷彿させる。
しかし当時私の誇りであった唯一の日本人エンジニア、ヒカル・スールー
大尉(ジヨージ・武井)がジョン・チョーなる韓国人が演じていることに
大失望!
ハリウッド映画の日本人役を何故中国や韓国の人が演じるのか?
ハリウッドにとり日本は良い市場のはずだが、配慮が足りない。
正に日本国力の低下、存在感が弱くなっている証拠なのだろう。
このドラマ、宇宙人としてバルカン星人、攻撃的なクリンゴン星人が
出てくるが、見ていて一番好戦的な星人は地球人だと判った次第。
監督は2009年番と同じJ・Jエイブラハム
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