毎回言う事ですが、何とか成らないのですか、この英語カタカナ題名。
「Two Weeks notice」米国人には多分、「一ひねり効いた」粋な題名
でしょうが、我々日本人、否!私には只の電報カタカナ文である。
役者の演技も、あらすじも心に残るが、肝心の「題名」が出てこないのだ。
直訳すると「辞表」「退職届け」=2週間前に通知せねばならいルールだが、
敢えて私が邦題をつけましょう。
「恋の退職ねがい」「恋の法律顧問」「恋の猶予期間」
あれ!けしゴムが飛んできた!やはり皆さん怒っているのかな ?
さてオープニング・タイトル、旨いナ~、二人の赤ちゃんから青年までの
本人の実写真を掲載、これで二人の生立の差と性格まで判らせてしまった。
ルーシー(サンドラ・ブロック)は本当に可愛い子だった。
赤ちゃんの時から殆ど顔が変わってない、下町育ちの快活な子、
クラスのリーダーで、努力家だったことが判る。
ジョージ(ヒュー・グラント)はややシャイな子だった。
大富豪のお坊チャマ、上流生活 情操教育を受けていることが良く判る。
ルーシーは下町庶民派弁護士、ジョージは大富豪の御曹司で開発業の社長、
本来対立する立場なのだが、彼の法律顧問を引き受けることになった。
しかし実際の仕事は、頼りない彼の世話ばかり、ウンザリしながらも、
何か?何故か?彼を憎めないのだ・・・・
ヒュー・グラントにこの手の役をさせると、右に出る者がない名人である。
軽薄で無類のおんな好きと相場が決まっている。しかし根は宜しいのです。
S・ブロックは、美人なのに、少々ズッコケたところがあるのが嬉しい、
しかし性根が座っている印象がある。
歴史的にも、私の回りにも、しっかりものの女房とか世話好き女房には、
決まって、グータラ亭主がいるのが不思議だ。
H・グラント本人はオックスフォード大卒らしいので、バカではない
むしろ、軽薄を極めようとしている節がある。その姿勢は好感。
この映画のH・グラント評は女性陣にはおおむね好評であった。
全女性必見のシーン、車が渋滞した時の女性のトイレのせいと推察します。
あの機転と彼女を担いだ勇気は、とても、只のグータラでは無いし、
心底優しい男を証明。同じ様な緊急事態を経験した女性の方も多々
おられるでしょう、もしあんな風に救われたら、もうメロメロでしょうネ
それにしても、この二人は合う、多分OFFでも仲良しでないか?と
疑いたいくらいだ。
男女の恋は、かけひきだ。やはり恋愛映画はラブコメ否!
ロマンチックコメディーに限りますね。
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