6月上旬、TV番組でたけしの「アンビリバボー」をたまたま見た。
英国の廃園になった動物園を、全くの素人である個人(新聞コラム
ニストのベンジャミン・ミー氏)が買って再生させるまでの実際の
ノン・フィクションドラマ、しかも家族愛のドラマであった。
その映画化「幸せへのキセキ」'2012に一言、原題は「We bought a zoo」
直訳すると「私達、動物園を買ちゃいました!」
この題名のまま方がインパクトあるし、後々記憶に残ると思いますがネ~
子供が小さい時に犬や猫を飼いたいと「せがまれた」が、私は絶対に
許さなかったのは「生き物を飼う」ということは大変な事だからだ。
毎日餌をやり、糞の始末し、運動をさせ、病気を治療をし、家を空けて
遊びに行く事が出来なくなる、「生き物に対する責任」が必要である。
そして死んだ時は家族を失った悲しみに暮れるのだ。
また、旭川の旭山動物園が廃園寸前の時代を知っている私には、動物の
世話をすること、ましてやそれを商売にすることは至難なことである。
現に全国に多々ある「熊牧場」は経営できなくて、動物を飢えさせたり、
最近も、管理悪く逃げて人間を襲ったり、事件多発なのだ。
さて!最愛の妻の死を受け入れられないミー氏(マット・デイモン)と
母を失った息子と幼い娘は、悲しみと決別すべく新しい家を探していた。
広い土地と広い家を見つけたが、その家にはな・なんと閉鎖中の動物園
が付いていたのだ。
その動物園を管理する少人数のスタッフがいるものの、いずれは廃園と
なり動物も始末(屠殺)される運命であった。彼は周囲の反対を押し切り
購入を決意した。ここを立て直して開園させるべく悪戦苦闘がはじまった。
チーフ飼育係(スカーレット・ヨハンソン)が良いですネ
ミー氏は何も知らぬ素人の気まぐれと疑心暗鬼だったが、彼の本気さに
打たれて全面協力をする、頼もしい女性を好演、そして愛の予感が・・・
隣の農家の娘(エル・ファニング)も良い、心が病んでいる息子ディラン
を元気付ける、初恋の予感も・・なんと名子役(ダコタ・ファニング)の
妹で、あの「アイアムサム」'01に2才で出ていた筋金入りの子役である。
監督は「ザ・エージェント」'96「バニラ・スカイ」'01の(キャメロン・
クロウ)作品です。
夢は持ち続けること「ネバー・ギブアップ」、そして「20秒間の勇気」が
必要であると教えてくれた。ご家族で劇場にどうぞ・・・
コメント
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