今日から年末正月休み 歳を重ねると暦が日々早く過ぎますネ
2010年最後のblogとして「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」 に一言
ハリーポッターシリーズも7作目となった。第一作「賢者の石」が2001年ゆえ
もう10年も経つわけだ。スタート時は正に超ベストセラーながら児童映画だった。
継母父に苛めれていた可愛そうなハリー・ポッター少年が魔法学校に入学し、ロンと
ハーマイオニーという親友もでき、変な先生や悪友たちとの学園ドラマを繰り広げた。
まぁ他愛のないエピソードの繰り返しで、子供たちには面白い映画だったろうが、
私の様な中年以上のおじさんにとっては観るに少々辛いものがありました。
しかし7年後の6作目ぐらいからガラリと映画の様相が変わった。
大魔王ヴォルデモートが復活し、魔法界を支配するに至って今までの作風とは全く
異なった。監督がディビット・イエーツに変わってからは、まるで「指輪物語」の如く
「超悪 対 善の壮絶な戦いドラマ」に変異し、ハリーもまるでフロドの如く悩む。
ハリーポッター(ダニエル・ラドクリフ)もロン(ルバート・グリント)も
ハーマイオニーちゃん(エマ・ワトソン)も実年齢が21才の大人になってしまった。
これでは児童文学映画は無理ですワ。
原作はJ・K ローリング女史の書き下ろしゆえ、映画の興行に合わせて(妥協して)
原作も変節させたと推察します。はじめからこれがテーマなら今までが長過ぎますヨ。
ハーマニオニーは魅力的な女性に成長して(私の好きなケリー・プレストンに似てきた)、
もう三人の親友時代は終わり、三角関係映画になってしまった。トーンも暗くコメディー
も少ない、怪獣も出ないお化けも出ない、この映画子供が観てはたして喜ぶのか?
この映画を観て思った、「スターウォーズ」も「エピソードⅡ」からシリアスな哲学的映画に
変わった。ロッキーやランボーの続編の様な荒唐無稽にならずよかったと思う。
近々ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2が来るらしい、これならおじさんに楽しみな
映画です。 では皆様良いお年をお迎え下さいませ。
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