「患者の心・医者知らず」「医者の不養生」の様な映画でした。
一流病院の心臓外科医(ウイリアム・ハート)は高名・エリート
故に尊大な人物、そんな彼が、ある日ガンの宣告を受けた。
患者となって、初めて患者の不安,患者の弱い立場を実感する。
一方病院は患者の不安など、お構いなしだ。事務的にかつ医者達の都合
又保険の都合で物事を処理して行くのだ。
彼は不安と絶望に陥る。そんな時、若く美しい脳腫瘍の患者
(エリザベス・パーキンス)と知り合う、彼女は末期ガン
彼は、死と向き合う事で、人間的生き方を見つけるのだった。
最近はインフォームド・コンセプトなど医者と患者のコミュニケーション
改善も見られるが、相変わらず「患者は黙って医者に従え、治療法など
言っても判るわけ無い」との態度が大多数だ。
さらに最近、日本では医療ミスが続出し、その隠蔽など、医者の
モラル低下も見られる。「映画良く観て、わが身を正す」です
この映画は、是非お医者さんに観てもらいたいものですナ。
ところで主役の(ウイリアム・ハート)アルタード・ステーツでデビュー
ハンサムな男だと思い、蜘蛛女でビックリしましたが1985年アカデミー主演男優賞
獲得、その後は渋い脇役、重鎮で活躍してますネ。
コメント
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