お久ぶりです。2022は殆ど劇場映画を見ておりませんでした。
久しぶりの投稿です。
2022年映画興行収入世界NO1といえば10億ドル=1500億円
を稼いだ「トップガン・マーベリック」、コロナのせいで
極端に少なくなった久々のハリウッド大作ゆえ劇場に行った。
元祖「トップガン」は1986年の大ヒット作、主役のパイロ
ット(トム・クルーズ)は当時24才、これでトップスターに
なった出世作、その36年後として続編が作られた。彼は今60才
還暦だが,プロローグのシャツ着替シーンで、筋肉質で皺もなし、
まるで40代半ばと思える体を披露した。日頃エクセサイズなど
相当金を使って老化防止をしていると推察する。
70過ぎの私などお恥ずかしながら、贅肉と老化で36年前の
面影はなし、昔の共演者も老化した、ライバル、アイスマン
(バル・キルマー)は病気で衰え。恋人チャーリー(ケリー
・マルギネス)はオバちゃんになり、再共演叶わず、しかた
なく、前作に出てないが元彼女ということで妙齢な(ジェニ
ファー・コネリー)を引っ張り出した。前作で墜落死した
同僚グース(アンソニー・エドワース)はすっかりハゲて、
「サバイバー」で国務長官役で活躍している。グースの妻
(メグ・ライアン)は顔が劣化し映画から引退状態である。
監督(トニー・スコット)は鬼籍入だ。36年の年月は遠い、
Tクルーズのみ不老不死であることを示した映画と言える。
さてストーリーは米空軍のエリート「トップガン」の教官に
任命されたマーベリックは、敵国(ロシアか中国)の秘密核
ミサイル基地を破壊するための若手パイロットを特訓する。
その中に昔墜落事故死した同僚グースの息子がいた。
二人の因縁対立もこの映画のテーマでもある。
さてマーベリックは部下を引き連れ難攻不落の敵基地を急襲
した。飛行交戦シーンはCGでなく実写で、特にG(圧力)
で顔がつぶれた状態での操縦はリアルで迫力の連続である。
大変面白く見応えある映画でした。しかし終盤は制作者
(ジェリー・ブラカイマー)色が出過ぎて「アルマゲドン」
「パールハーバー」的な戦争エンターテインメント映画に
成り過ぎた。
この大ヒット作品で今回こそT・クルーズにアカデミー賞
を期待したが、難しいかな?T・クルーズこそ米国映画を
代表するスターであり、多作かつヒットメーカーである。
今や映画の本質=面白いだけではアカデミーは貰えない世、
アカデミー選考委員は正直あまりにシニカル過ぎると思う。
コメント
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