トラフィック観ました。
成る程、私の好きな社会派+ドキュメンタリー的+群像ドラマ
米国とメキシコ国境を挟んでの麻薬取引それがトラフィックである。
そして何と言っても凄いのはホワイト・バランスや露出を間違えた
映像が見事に現実感を浮き出せたのだ。
これで、今後自分の写真を失敗したら「トラフィック」を真似たのだ
との口実ができた。
天才とは、この監督(スティーブン・ソダーバーグ)を言うのでしょう
「アウト・オブ・サイト」「イギリスから来た男」「エリン・ブロコビッチ」
そして「トラフィック」4打数4安打(2ホームラン)は天才だ。
次回作が楽しみだが、何ですかしら?
それにしてもマイケル・ダグラス家は凄い!商売人!
M.ダクラス、C・セダ・ジョーンズ そして未だ見ぬ子供まで出演させた。
多分彼らの事、胎児のギャラも摂っているに違いない。
・・・以下内容若干でます・・・
デニス・クエィドには気の毒だが、どうしても寝取られた夫のイメージが
消せない。反対に、この役では人妻を横取りしようとしたのがバレて
制裁されてしまう割の合わない役だった。
さらに、この映画とライバル関係にある「グラディエーター」で、
あの憎っくき仇敵が主演男優賞の栄誉とは、何とも可哀相である。
この仇敵には制裁が必要ですゾ
将軍(トーマス・ミリアン)なつかしいですネ
彼はマカロニ・ウエスタン役者で、当時彼のシリーズ追っかけてました。
この映画では一番の悪役だ。それにしても今までの映画で
メキシコの将軍が善人だった例は皆無だ。
この映画の優れているのは単なる悪党の抗争や警察対悪党の戦いでなく
麻薬中毒患者(娘)のやり始めからドップリ漬けまで表現していること
どんな優等生でも麻薬にはまると末路は売春婦になる。
将軍の言葉が印象的だった、「治療などしなくても勝手にくたばる」
本当にマヤクはコワイものですゾ。
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