明けましておめでとうございます。
今年も熟年の立場から勝手なコメントをさせていだだきます。
正月明けてもう1週間、まだヒメ!否! シネはじめしてません
しかたがないから昨年観たけど、書いてなかった映画のコメントでお許しを!
歳をとっても変わらず好きなB級SFホラー映画「プレデターズ」に一言。
宇宙の2大怪物といったら「エイリアン」と「プレデター」でしょうネ
地球で人間は「万物の霊長」とか言って、他の生物を次々絶滅させていますが、
もしこの2大人間捕食生物が地球にいれば、もっと生物が多様化し、温室ガス
が適正なバランスの良い地球になっていたかもしれません。
「プレデター」1987 ,第一作は我々に強烈なインパクトを与えた。
あまり期待をしてなかったのに「自分も食われる」と思うほどの恐怖に落ち、
壮絶な(アーノルド・シュワルツェネッガー)との死闘は今でも伝説もの。
監督は当時乗り乗りの(ション・マクティアン)「ダイハード」'88
「レッド・オクトーバーを追え」'90 と大ヒットを連発していた。
爾来24年たち、その間TV・映画続編が作られた、私も懲りずに見て来た。
しかしこの度、鬼才(ロバート・ロドリゲス)監督が第一作の初心もどり、
正統派B級SFホラーを作り上げたのだ。
プロローグが強烈! 空から人間が降ってくる、気がついてパラシュートを
開けた人間は助かるが、気を失ったままの人は地面に激突死する。後に判る
ことだが、ここは地球でないのだ、プレデターが狩を楽しむための惑星だった。
プレデターが地球で選んだ兵たち、傭兵、CIA工作員、マフィア、死刑囚、
用心棒と、いう強者ばかりを密かに捕獲し、この星に放ったという設定である。
そろったのは8人、いよいよ8人の侍対プレデターズの死闘が始まった。
いや面白い!私の好きな集団時代劇ものとSFホラーもののコラボである。
黒澤の「7人の侍」1954 や、最近の「13人の刺客」2010の如く8名の個性が
要所に出て面白い。
主役はなんと(エイドリアン・ブロディ)「戦場のピアニスト」2002では
弱弱しい音楽家を演じた俳優が、筋肉隆々の戦士として登場しびっくりした。
それから(ダニー・トレホ)はいつもながら凄い個性だ、この人が出ると
ギャング映画がドキュメンタリーに見えるほど凄い顔デスワ。
それから寡黙な日本人の侍、日本刀を持つ背に刺青をしたヤクザが登場、
これは七人の侍の久蔵(宮口清二)を意識したキャラと推測しましたネ
というわけで推薦の一本、見てない方はDVDでどうぞ。
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