トランスフォーマーⅠもⅡも見たからにはⅢも観なければならないとの
変な義務感からと、TVで「驚異の映像革命 未体験3D」との宣伝文句
につられて、ついつい劇場に足を運んでしまった。
後期団塊の世代である私にとり、生まれて初めてみた映画が「ゴジラ」
(1954)であった故か、いわゆる特撮映画、今で言うVFX映画が来ると
見ざるを得ない習性なのです。こんな人結構いるのではありませんか?
監督は全米一のヒットメーカーで稼ぎ捲くっている(マイケル・ベイ)さん、
大金をつぎ込み、VFXと3D映像でこれでもか!というほどド派手な
破壊アクションを見せてくれた。
正直(マイケル・ベイ)の映画は突っ込満載、つじつま合わぬ事が多々、
登場人物は「俺がイッチョやったる」と品性に欠けるが男気があるキャラ。
それがアメリカ人気質に受けて大ヒット連続となったと推察。
いずれにせよ、人類が発生する遥か前から、宇宙では金属(ロボット)
生命体トランスフォーマーが二つの勢力に分かれ大戦争を繰り返していた。
そして悪のディセプティコン軍がいよいよ地球乗っ取りを謀り、地球を
舞台に大戦争を開始した。人類は正義のトランスフォーマーであるオート
ボット達と協力して防戦に出たのだ。
シカゴ市の協力を得て、市街を封鎖して撮影したとの由、上空からの
映像がたくさん出てくるので、あそこはジョン・ハンコックセンターだ、
ショッピング街のマグニフィセント・マイルとか楽しむことが出来る。
そしてその高層ビルや橋や名所がメチャクチャに破壊され、挙句人間達
は光線銃で粉々にされる。
アメリカの自治体は映画に寛容ですネ、日本だと騒音だとか交通障害とかで
絶対許可になりませんワ。(日本では昔からの祭りですら、制限されます)
この映画の見所は何と言っても、スポーツカーやトレーラーがロボットに
変身するさまの映像である。コンピューター映像の超進化により、小さな
部品まで一個一個が変身して行くこだわりが凄い。
主役サムは(シャイア・ラブーフ)、共演は演技派(ジョン・タトゥーロ)とか
常連であるが、どういう訳か 名優(ジョン・マルコビッチ)と(フランシス・
マクドーマン)まで引っ張り出したのは何故でしょうか?ネ
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