日本人の死因の原因のトップはガンです。
私たちの体は60兆個の細胞から形成されていますが、驚く!ことに
毎日4000個のガン細胞が作られているらしい。それがガンとして発病
しないのは自然治癒力(免疫力)によって排除され続けるからとの由。
よって免疫力が低下するとガンになる恐れがあるから気をつけましょう。
この免疫力が低下する一番の原因は「ストレスによる極度の緊張状態」、
では免疫力をアップさせる一番の方法は「笑うこと」らしい。
と言う訳で「僕と妻の1778の物語」に一言。
「ねらわれた学園」'81 などの作品で知られているSF作家・眉村卓
(まゆむら・たく)氏の実体験を映画化したもの。
SF作家の朔太郎(SMAPの草なぎ剛)は妻節子(竹内結子)と幸せな
日々を送っていた。ある日腹痛をおこした妻が病院に行くと、末期的
大腸ガン、しかも余命1年と診断された。
妻に何もしてやれない朔太郎は、主治医の「笑うことで免疫力が上がる」
という言葉を思い出し、毎日1編、面白い小説を書いて妻に読ませ笑わせ
ればガンが治るかもしれないと思い、実行に移す。
話の内容は宇宙人やロボットが出てくるSFものが多いが、節子は喜んだ。
節子の方も夫が作家を続けるために、エッセイでなく読者むけの小説に
して欲しいと懇願し、彼女自身、今まで通り小説に注文付けや添削もした。
薬が効いたのか、小説の効能か?奇跡か余命1年といわれながら4年経ち、
話も1700を超えた。しかし妻はしだいに弱り、容態は悪くなって行った。
SMAPの草薙くんは、自なのでしょう、善良で心優しい男をやらせたら
旨いですワ。同じ仲間のキムタクや仲居くんとは全く異なるキャラですネ。
ヒットしたTVドラマ「僕の生きる道」シリーズで見せた善良キャラを
そのままこの映画で見せてくれました。が・・・やはり年齢を積んだ現在、
もう少し大人っぽい慈愛さでないと、単なる世間知らずの脳天気な男に見
えて少々ファンタジーものに見えました。
竹内結子は今最も旬で、魅力的な女優であるが、歌舞伎役者と早々に別れ
子どもを育てている自立した女性ゆえ、もう少し自我のあるキャラクター
にすべきであったと思います。
原作者(眉ムラ)氏の年齢の行った時の実体験ゆえ、もう少しリアルだった
と思いますしネ。
それにしても、ストレスはガンの元、笑いはガンの予防であることが判り
ました。明日・連休明けからもっと気楽に笑って生きようと決心した次第。
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