クラッシクファンなら、堪らないでしょうネ
まず音楽の都ウイーンにある音楽家たちの銅像のシーンから始まる、
ベートーベン、金ぴかのヨハン・シュトラウス、シューベルト、
そしてアマデウス・モーッアルト。はは~ (のだめ)=野田恵
(上野樹里)も千秋も欧州に留学したんだ!と一挙に判った。
なんだか俳優たちも、映画スタッフも半分観光を楽しんでいる様だ。
私も数年前にウィーン観光したことあるので懐かしく観た次第。
この映画は(二ノ宮知子)原作のコミックの映画化である、全22巻で
3200万部の売上!をし、TVシリーズでは常に視聴率18%を超えた
ヒット作の「映画版」、というよりTVの続編を2本分映画でやると
いうことだ。 監督はTVと同じ武内英樹氏
コッミックを全く読んだことのない私、TVもあまりにぶっ飛んだ演出
だったので一度見ただけの私、しかしコミックフアンでクラッシク
ファンの友人があまりにも絶賛するので劇場に行った次第。
舞台はフランス、留学した(のだめ)は音楽院で勉強、千秋はマルレオケの
常任指揮者に就任した。
一生懸命だが、関係もキャラも変な二人だ、その他の登場人物も、
皆どこかズッコケているキャラクターばかりだ。
のだめちゃんは潜在的な音楽才能がありながら、あまりに奔放自堕落さが
邪魔してなかなか開花しない設定。
時々固まってしまう「のだめ人形}は毎回爆笑ものです
それからシュトレゼーマン(竹中直人)に至っては訳がわからないが、
好きなだこのキャラ。
千秋くん(玉木 宏)は本当にいい男だ(ハンサム&心根が優しい)
あの(のだめ)でも愛想もつかさず付き合ってくれているもネ、
たぶんこのコミックの人気の根源は「こんなだらしない自分にも
千秋の様な彼が表れるかもしれない」という女の子たちの願望に
よるものと推察した次第。
そしてこの映画の見所はクラッシクの本場、欧州でのオーケストラ
シーンである。バッハのピアノ協奏曲第一番を千秋自らのピアノ
「弾き振り」にはシビレタ!クラッシク音楽を十分に堪能できる映画。
そしてみごとにチャイコフスキー序曲1812、交響曲第6番<悲愴>など
全曲指揮しきった千秋 否!玉木くんにスタンディング
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