一昨夜BS-2にて「アフリカの女王」1951作品が放映されましたので一言
以前、映画評論家が「6days・7nights」はこの映画の現代版リメイクだと
述べていましたが、成る程 ボートをセスナに替え、アフリカをタヒチに
替えてあと基本は同じでした。
さてこの映画 「アフリカの女王」という題名はこのボートの名前だった、
舞台は東アフリカでハンフリー・ボガードが呑んだくれの船長、
キャサリン・ヘプバーンは宣教師、この二人がオンボロ小型船でアフリカの
激流を下り、仇のドイツ戦艦をやっつける痛快ラブコメ+アクションだ
テーマは正にボート上での二人の掛け合い漫才の面白さに尽きますネ
こういう古い映画を観ると、いろいろ気が付くことがあります。
1)C・ヘプバーンは昔から老けていた。
2)H・ボガードの顔はハードボイルド顔とオッサン顔の両面性が
あると密かに恐れていたが、この映画は見事におっさんだった。
3)激流のシーン、明らかに判るバック・スクリーンとの合成だが
昔の観客には、見え見えの合成でもハラハラしてくれる大らかさが
あった。
4)この映画観て、「ブタもおだてリャ木に登る」というが
女性に頼られ女性に励まされれば、男はどんなことでも出来るのだ、
女は古から強かったのですネ
これでHボガードは1951 年アカデミー主演男優賞
、監督はジョン・ヒューストン
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