機内上映で[アナライズ・ディス」邦題「アナライズ ミー」を
見ましたので一言感想を・・
このカタカナタイトルでは記憶に残りませんネ、こういう時こそ、
しゃれた邦題付「ヤクザと精神医」とか付けてほしいものです。
さて(ロバート・デニーロ)はNYで最大勢力を持つマフィアのボス
しかし此の所、気が落ち込み何もできなくなる。ヤクザにとって闘争心
が無くなる事は知命的な事で、とても権力闘争で生きては行けないのだ。
おりしも対抗勢力はこの機に乗じてその地位を狙っていた。
そこで精神分析医(ビリー・クリステル)に治療相談する。
医者は結婚式(再婚)を控えているし、マフィアとの関わりなど御免だし、
何度も断るが、しっかり巻き込まれてしまう。
クリステルの映画はいつも芸達者すぎて、おしゃべりがうるさすぎるが、
今回は分析医、しゃべるに必然性があり、とても良かった。
デニーロはゴッドファーザー2以来、世界中でマフィア・イメージは
デニーロであり、まさに貫禄十分で、この組み合わせは誠に面白い。
デニーロの右腕(ジョセフ・ヴィテレリ)も全くのマフィアそのもので
旨かった。
さらに今回、(チャズ・バルミンテリ)は宿敵ボスを演じたが、
この人は本来右腕役・代頭役をやらせたら天下一品の人である。
最後のオチに少々不満が残るが、旨い役者をそろえて面白かった。
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