「ターミネーター1」の1984年から25年、四半世紀も経ってから続編
「ターミネーター4」(以下T-4)ができるとは驚き。未来と現在と
過去が交差する長い年代記の様なお話、まるでギリシャの叙事詩の世界。
T-4を見て思った。「ターミネーター3」(2003)の記憶が全く無い
ことが判ったのだ!
T-1はストーリーの斬新さと(アーノルド・シュワルツェネッガー)
の異様さが際立ち驚愕したものだ。
T-2(1991)は戦う母親(リンダ・ハミルトン)の強さと、鍛え上げた
肉体に目を瞠り、少年ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)が
誠にハンサムで、当時、私の娘が熱烈なファンであったと記憶する。
T-1もT-2監督はあのジェイムス・キャメロンですもの、観客に
強烈なインパクトを与えた。
そして今回のT-4、人類の救世主・戦士ジョン・コナー役に
(クリスチャン・ベイル)を擁し、正に戦う戦う戦う、凄い戦士ぶり
と新鋭の映像技術に驚愕した。
それに比べT-3のジョン・コナーは誰で、何をしたのだったか記憶が
全くないのだ。(以前この瓦版に投稿したはずなのに・・)
さて、この話をおさらいすると、時は2029年の未来、機械と人類が
戦争しており、人類軍の英雄ジョン・コナーに手を焼いていた機械軍
がジョン・コナーの母親サラ・コーナーを殺せばジョン・コナーが
生まれて来ないないだろうと過去1984年(T-1上映時)ロスに
殺人ロボットT800(A・シュワルツェネッガー)を送った。
そこでJ・コナーは母を救うために部下のカイル・リースを同年に
送り込んだ。そのカイルと母サラとの間に生まれたのがJ・コナーで
あり話がややこしくなった。
今作T-4の舞台は2018年でJ・コナーは自分の父親の少年時代
のカイルを救うべく戦うのだが。
どうも判らぬことが多すぎる、誰か教えて!このころJ・コナーは
カイル少年が将来父親になると知っていたのですか?
そもそも機械軍が殺したいのはJ・コナーであるが、彼は強いので
タイムマシンで時代をさかのぼり、母や少年時代の父を殺さねば
ならないと考えた作戦ですヨネ
J・コナーは自分を犠牲にして、カイル少年を助けようとするが
自分が死ねば機械軍の勝利、つまり自分を犠牲には出来ないハズだが、
おかまえなし無茶しているのは何故?
それから機械軍は人類を捕獲して、皮膚やら細胞組織を集めてますネ
機械にとって敵である人間らしいロボットを造る必要あるのですか?
最初に登場のセレナ・コーガン博士(ヘレナ・バナム・カーター)は
敵ですか、味方ですか? 機械軍側であれば、なにも死刑囚にキスまで
させて献体を頼まなくても略奪すればいいだけと思いましがネ
いやぁ~判らぬことばかり
時空理論が高度すぎるのか? ハリウッドエンターティンメント脚本が
いい加減なのか? 私の理解力が老化衰退しているのか?
たぶん3番目でしょうが ターミネイタリストの皆さん教えて!
監督はTVシリーズもののプロ マックG
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