なるほど、これは世にいう「007」のパロディー映画ですネ、
古くは人気TV「それいけスマート」から「オースティン・パワーズ」
まで数多くのパロディーを生んできた。
スパイもののバイブル「007」に改めて敬意を表しました。
主演はヴィン・ディーゼルさん、正直この人初めて観た。
「ワイルド・スピード」でヒットし大ブレイクしたとの(ちらし)を
見たが、残念ながらこの手の暴走族的映画は観てないので、
こんなスターがいたなんて全く知らなかったのです。
そして驚いた。このxXxトリプルXのギャラは1000万ドル!
この続編には2000万ドルとの由、為替123円として24億6,000万円
貰えるらしい。
税金を30%とられても17億円が残る計算。もう一生困らない、
なんて世帯じみた、ため息が出た。この人本当にこんな大スターなの?
そう思うとムラムラと怒りが込み上げてきました。
体型はまさにマッチョなプロレスラー並みだが、(ザ・ロック)の如く
カリスマレスラーではないし、(シュワルッツネッガー)の如く
国際ボデー・ビルダーの第一人者でもない。
スタローンは「ロッキー」「ランボー」という地球規模のメガヒットで
メジャーになった。このxXxはとてもメガヒットとは言えまい。
一歩譲ってJ・C ヴァン・ダムやS・セガールと比べても 彼らは一応
武道家であるのでカンフーのシーン(だけは)なかなか見せてくれる。
一方ヴァン・ディーゼルの格闘はたんなる演技である。
今回の映画の見せ場はモトクロスバイクとスノーボードのアクション
シーンであるが、とてもあの体型では本人ではないだろうし、本人だ
という噂は聞いていない。映画技術の成せる業と思われる。
演技はどうか、あのヒロインとのKissシーンを見る限り、ペロペロ
なめるだけ、とても演技派とは思えなかった。
では容姿はどうか、ふむ~一昔前ならば 真っ先に殺されるチンピラか
ヒーローに格闘の末、叩きのめされる大柄の用心棒役のイメージである。
何故?彼が大スターなのか 良く判らんのデス。
私の年令のせいでしょうか? 誰か教えて下さい。
まぁ皆さん このxXxはアクション映画として結構面白い
ヒーローもヒロインもなかなかだがそこまで、強いて言えば
チェコの街並みは美しく、これは見る価値はあります。
映画自体を批判するつもりは全く無かったのですが、ついつい続編
ギャラが2000万ドルと聞き、怒りと嫉妬に燃えてしまったのです。
ファンの方がた、貧乏人のひがみとお許し下さいませ。
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