連休中日「オーシャン'ズ11」を観てまいりました。
これこそリメイクというものでしょう。
元祖「オーシャンと11人の仲間」('60)はシナトラ一家による
当時としては、最も洒落っ気ある男達の映画でした。
この映画は、元祖にのっとり、今、最も旬で洒落た男を集めた。
先ずジョージ・クルーニー、そしてブラッド・ピット、マット・ディモン、
アンディ・ガルシア、黒人ではドン・チードル、ふむ~いい所でしょう。
女優はたった一人なので当代随一のジュリア・ロバーツで対抗、こりゃ~
贅沢だ。最近は役者のギャラが巨額になりすぎ、昔の様なオールスター
勢揃い映画が無くなり、寂しく思っていたが、今回は結構なものだ。
現代版はテンポをスピードアップし、狙う金はラスベガス・カジノの
金庫にある1億5000万ドル=202億円にバージョンアップした。
そもそもこの映画は泥棒なのに全く罪悪感を感じない、どうせ客から
巻上げた博打のアガリだし、観客もオレの負けた金だと思うからだ。
つまり、ストーリーはゲーム感覚で楽しめる、痛快泥棒集団映画
G・クルーニーはTVのERから這い上がって来たので、下積の苦労を
知ってる。BピットやMウォルバーグ、Mディモン等が彼の周りに集まって
来ている。もしかしてシナトラの様な親分になるかもしれない。
またB・ピットは準主役を演った時の方が、魅力的で格好が良いですネ
それにしてもソーダー・バーグ監督は凄いネ、連戦連勝だ。
今回、内容はお気軽映画だが、俳優一人一人のキャラを良く見せた
ソダーバーグの映画は「机の引き出しの中」みたいだ、ぱっと見には
ごちゃごちゃしていて特徴がない感じだけど、 よく見ると、中のもの
一個一個にすごいコダワリと価値があって
ラスベガスのカジノを見ていて、ムズムズしてきた、
私の博打の虫がうずく、行きたい!前回の負け10万円取り返したい!
クルーニーちゃん貴方の盗んだ金の内10万は私のデス、返して!
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