99年正月映画入場者はダントツに「アルマゲドン」との発表で
したので一言。
おもしろかったのは認めますが、今一乗れませんでした。
これは私の様な年齢(当時48才)の日本人にはアルマゲドン
の様な「西部劇的あらくれもの称賛」に付いて行けないから
と思われます。
一丁やったれ!と勇ましく出かけて行く英雄的な姿はどうも
なじめなかった。日本人には、悲壮感で、別れを悲しみもっと
シリアスな表現の方が感動するものだ。
内容自体が荒唐無稽であるので表現をシリアスにしないとダメだと
思う。宇宙給油ステーションの酔っ払い事故や、アルマジロが空を
飛ぶ事や、それが暴走してもロシア人がまったく無傷な事など
シナリオが漫画チックすぎる。
(ブルース・ウィリス)が犠牲で死ぬのも似つかわしくないし
親父が死んで、恋人が生還した時の娘の複雑な立場が旨く表現
出来てない。
また夫に愛想つかして別れた妻がいたが、英雄として生還した途端に
豹変して歓迎出迎えするのも納得できない。
すべて単純なアメリカ人用映画である。
それもそのはず 製作はあのジェリー・ブラッカイマーさん
監督はマイケル・ベイさんですものネ、ど派手軽薄になるのは
あたりまえ!それでいて世界的なヒットになってしまうのです。
それにしてもアメリカ映画のSFX,CG技術の進歩は映画を飛躍的に
おもしろくしているのは事実で、昨今の大半の映画が宇宙、大事故、
災害、怪獣、テロの中での出来事で、あとはその中で人間関係を
どうプロットしていくかで善し悪しが決ると思う。
役者では唯一シリアスな演技をした演技派NASA指揮官の(ビリー
・ボブ・ソートン)が良かったし(リブ・タイラー)が美しかった。
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