ポ~ニョ・ポニョ・ポニョ さかなの子♪
宮崎 駿監督映画の作曲家 久石譲さん初監督映画2001に一言。
音楽センスの無い私、音楽に無知な私、楽器の名前すら判ってない私
にとって、この手(音楽)の邦画は私の観ないジャンルの一つなのですが、
縁あって(単に上映時間のせいで)「カルテット=弦楽四重奏」を最終回
で観てしまいました。しかし観客は私を含めて3人=トリオだった。
宮崎駿・北野たけし映画の音楽で御馴染み、「久石譲」の記念すべき
初監督作。私も監督が久石譲氏だったので驚いた!
才能のある人は違いますね、映画まで創ってしまうとは!
私の場合、楽器が弾けるだけで感心してしまうのです、
その分、映画の評価は甘いかもしれません、
カルテット(弦楽4重奏)の演奏の音色は美しく、また若者が並んで
演奏する姿も、とても美しかった。
しかし、あとから演奏場面は吹き替えと聞き、ガッカリした。
てっきり幼少のころから英才教育を受けた役者を揃えたものと
思っていました。(つまり桜井幸子の親ごさんは教育熱心で偉いナ~と
思って観てたのに・・・)
この映画、シナリオ脚本は良く練ってあるなぁ~と思いました。
音楽大学を卒業した後、昔の仲間が何故また戻ってきたのか?
またコンクールまでの練習は、まるでロードムービーの面白さがあります。
そして終盤、主役の心の葛藤が・・(これホントに辛いネ、私なら裏切る!)
本当にこの映画は盛り沢山の内容があります。
最後に汗だくで駆けつける主役の姿は、なんだか昔の若大将シリーズ
('61-'70)を思い出しました。当時の若大将は正に高度成長期、全てに
楽天的映画だったが、この作品は現代世相を反映し、ヒーロー、ヒロインは
皆リストラとか倒産の憂き目に合って落ち込んでいるのがリアルだ。
しかし演奏コンペに挑戦することを通して、自信を取り戻し、
また新たな道を歩んで行く話、エンドをキッチリ決めた映画でしたネ
主役(袴田吉彦)は少々ブッキラぼう過ぎるナ~と思いましたが
ヒロイン(桜井幸子)は本当に普通の娘(周りに必ずいるタイプ)を
演じ、誠に旨く良い味を出していました。私!このタイプ好きだナ。
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