2008年観た新作ばかりでは、早々ネタ切れになりますので、
2007年観た映画の紹介もさせてくださいませ。
男なんか、世界中になんぼでもいるヨ、
ナンシー・メイアーさんといえば「女による、女のための、
女の映画」をつくる女性監督の代表選手であります。
女性に都合良い代表作品は「ハート・オブ・ウーマン」でしょう。
原題は「What Women Want」 この方が映画内容を「言い得て妙」でした。
この映画を見て、女性のかなり身勝手な要求と女の本音が判りましたヨ。
さて今作「ホリデイ」は恋に破れた二人の女性が、傷心を癒す旅に出る。
偶然インターネットの旅先自宅交換サイトで知り合い、お互いの家を
2週間交換することになった。つまり2週間のホリデイを過ごすのです。
ロスで小さな映画会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)と
ロンドンの新聞社に務めるアイリス(ケイト・ウインスレット)は
ハリウッドの高級住宅と英国田園の小さな家を交換して滞在する
ことにしたのです。
いやぁ~、お互い環境を変えた新天地で、これまた旨い具合に新しい
出会いがあるのです、それも、うまい具合にアマンダは超イケメンの
作家グラハム(ジュード・ロウ)に出会った。
「旅の恥は掻き捨て」と言いますが、異国に来たアマンダは大胆になり、
一挙に進展する。
一方アイリスは、楽天的な西海岸の生活を楽しみ、そこで太めだが
愉快な作曲家マイルズ(ジャック・ブラック)に出会う、そして
卑屈だった自分から脱し、自分らしい生き方を発見する。
この映画のテーマは、男なんか、世界中になんぼでもいるヨ、
そのうちに愛称の良い相手に会えるから、くよくよせずに、
自信をもって恋愛しなさい!ということか
N・メイアーの「恋愛適齢期」も大好きな作品だが、
この監督の画く世界は、どちらかというとリッチな勝ち組世界の
ラブ&コメディー映画ですネ。
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