いやはや驚いた、1週間前シネコンで映画「ヴィレッジ」のチケットを
1枚買っていたら、入り口に長蛇の列、それも小・中・高校くらいの
男の子ばかりの行列であった。
窓口の女の人に「ヴィレッジ」って!そんなに人気なの?と聞いたら、
イエ!あの列は「バイオハザードⅡ アポカリプス」です!
正直、バイオハザードのⅠを観て、あまり秀作と思えなかった私、
何か意外な気がしたが、しかしⅠは大ヒットしていたんですネ、
結局元ネタは日本の大人気TVゲームだが、ハリウッドは商売人!
そのキャラを見逃さず映画化して大ヒットさせ、大儲けしたのです。
また今回の続編Ⅱはこのゲームの新作が映画と同時発売されている由、
ラクーンシティーから次々襲ってくるゾンビをクリアしながら脱出を
はかるゲームで、正に映画と全く同じ内容、これじゃぁゲームファン
は見に来るはずだ。
昔から、日本の漫画や英米のコミック、名作童話のキャラクターが
映画化されてきましたが、今やTVゲームのキャラは同時進行で
映画化される時代なのですネ。
多分ゲームファンは毎日毎日ゲームの中で主役キャラにシンクロ
しているはず、よって映画の中の主役はもはや他人ではなく自分
そのもの、結果、映画の良し悪し関係なく、映画にハマルはずだ。
今回は強い強い女主役アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)と共に、
これまた強い女刑事ジル(シエンナ・ギロリー)がゾンビ退治をする。
両者とも半裸的衣装で、アクロバット的アクションは見ものだ。
役者さんの容貌が、ゲームのキャラにそっくりなジルとクリス。
まるで映画のほうが先にあったみたい
多分ジルの方を贔屓するゲームファンもいるだろうから
タマラナイでしょうネ。
うじ虫の如くゾロゾロ出てくるゾンビ集団、巨大企業アンブレラ社
の開発したT-ウイルスの感染者は死んでゾンビになる、さらに墓場
の死体までも蘇ってしまうのだ。日本の様に火葬しておけばよいのに、
土葬の欧米ではゾンビに事欠かないのだ。
ゲームにつきもののゲームオーバータイムもあるのだ、4時間後
には核ミサイルが飛んで来て一切を消し去る設定。まったく
荒っぽい脚本である、いやいやこれは脚本でない!ゲームなのだ。
時間内に、次々に発生する難関をクリアしゴールするだけの内容、
よって、つじつまやモラルや情などは殆ど無視の状態である。
ふむ~映画でゲームを体感する時代、それはそれで結構だが、
私にはとても付いていけないジャンルですワ
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