マトリックス2を観たからには、ターミネーター3も観なければ、
フェアじゃいないという変な義務感に囚われ劇場へ入った。
1984年の「ターミネーター」からやや20年も経ってしまった。
まぁ、今回また、たっぷりとフルモンティーを披露してくれたが、
ターミネーターさん(アーノルド・シュワルツェネッガー)は
20年前の体型を維持しているのに感心した。
「ターミネーター2」では、T‐800(A・シュワルツェネッガー)の
「死」をもっての犠牲で、1997年8月29日の「ジャッジメント・デイ」
(大量核爆発による人類滅亡の日)を阻止してくれたと記憶。
よって我々はヌクヌクと生き残っていられる訳だ。(T-800)に感謝!
しかしコンピューター支配世界(スカイネット)は執拗である、
この2003年に再度、刺客ロボット(T-X)を送り込んで来た。
最新鋭で基本容姿はnice-looking & nice bodyな女型、しかも裸体。
能力も大幅アップしたが、やはりデザインの改良が嬉しい。
一方、人類抵抗軍も未来から用心棒ロボット(T‐850)を送り込
んで来た。これは基本容姿は(T-800)と同じだが、前より少々
老けたデザインだ、(・・こればかりはどうしょうも無いネ・・)
能力の方は丁度ソフトをWindows 95から98にupした程度と思われる。
しかし敵の方は名前の如くwindows XP以上の新型、徹底的な差ですネ。
この映画の見所は、男・女ターミネーターのカーチェイス対決。
計らずも「マトリックス2」の見所もカーチェイスで、そのド迫力に
驚愕したが、ターミネーターも負けず劣らずの大迫力。
なんせ向こうがタンクローリーなら、こちらはクレーン車である、
しかもワザワザ、クレーン柱を横に広げて暴走すればどうなるか?
「極めてハタ迷惑な激闘」になるのは必定。これは見てのお楽しみ。
マトリックスとターミネーターでは機械対人間という構図が同じ。
未来を回避する救世主なんて双子のようにそっくり。
発達したAI人工知能が人類を支配する世界、方や「マトリックス」、
方や「スカイネット」だ。
残った人類がこのCP世界から送られた刺客と戦う。
闘う場所は現在で、我々凡人はその事実を知らないのも同じ。
マトリックス3の完結編を見たら意外にもターミネーターと同じ
だったりして?
しかしこの「ターミネーター」も「The コア」も元はといえば
米国軍事防衛システムの瑕疵から起こったことだ。
人類を滅ぼすのは天災でも機械でも無い、人類のおろかな欲である。
監督はジョナサン・モストウ
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