007といったら、
やっとこの頃、(ピアース・ブロスナン)の顔が浮かぶ様になった。
しかしジェームス・ボンドというと、まだ(ショーン・コネリー)の
顔が浮かんでしまう。これはしっかりと私のDNAに刻み込まれている
からだ。
ボンド・ガールといえば、「サンダーボール作戦」'65の
(クロディーヌ・オージェ)の顔が真っ先に浮かんでくる。
あと「ロシアより愛をこめて」'63の(ダニエラ・ビアンキ)かな。
初期は正統美人系が多い。
しかし新作「ダイ・アナザーデイ」のボンド・ガール、ジンクス
(ハル・ベリー)を見て思った、かっこいい!強い!
もうボンドのペットではなく立派なプロのスパイ。
これぞまさしく、歴代最強のボンド・ガールの称号を与えて良い。
「トゥモロー・ネバー・ダイ」'97 の(ミシェル・ヨー)とは武道で、
互角だろうが、ボデーで圧倒的に勝っているので歴代最強としました。
ハル・ベリーの「枕ことば」「同じ人間とは思えぬ」美しいボデェー。
今作はボンドとジンクスが出逢ってすぐなんてベッドインとなる
いくらなんでも!いつもよりもチョット軽いボンド・・と思ったが、
彼は14ヶ月もあの、忌まわしい北朝鮮に監禁されていたのだ、
「ふ~、いい女は久しぶりダ」と科白ってました。許してあげよう。
多分、二人は判るのです「同じ人種」だと!昔からボンドの相手には
カタギの女性は少ない、女スパイか敵の女殺し屋が圧倒的です。
危険な職業、いつ死んでも悔いない様に行動しておくのでしょう。
それから、他のボンド・ガール、ミランダ冷たい"女役の
ロザムンド・パイクの雰囲気はなかなか良いものがあった。
ラブシーンは堅物の優等生ミランダが、警戒していた、不良(ボンド)
への好奇心から、ベッドへ垂らしこまれた感じが良くでていました。
今回40周年20作目記念、祝長寿!初回時、私は未だ神童だった、
今只のオッサン。爾来凄い持続性だ、何故だろう?
主役の魅力は勿論だが、やはりボンド・ガールの話題性と
その色香でありましょう。
これは邦画の長寿作品「男はつらいよ」のマドンナと共通します。
毎回その時の旬な女優を登場させてましたネ。
そして最後は落ち着くところに落ち着くストーリー
「007」はゆったりラブシーンしながらハッピーエンド。
「男はつらいよ」は失恋してまた旅に出る。
この安心マンネリズムこそ、両作品に共通する長寿の秘訣
なのでしょう。
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