缶ビール持ち込んで「まこのへー」主演の
U-571を観て参りました。久しぶりの明快戦争アクション映画でした。
正に「ナバロンの要塞」’61「荒鷲の要塞」’68の流れをくむ特攻作戦映画で
戦争の是非は全く問いません。たまにはこんなの良いですネ
この映画を面白くしたのは、やはり映像技術の進化でしょう、魚雷が
船側をぎりぎり翳めるシーンや、爆雷が指令塔すれすれで爆発するシーン
指令塔の内が爆雷大音響で大震動する迫力は一見の価値ありで、かっての
名作「U・ボート」’81や「眼下の敵」’57ではとても映像化できな
かったものだ。
しかし潜水艦ものは、どうしても舞台は閉鎖的艦内、敵は潜水艦か
駆逐艦なので内容は似てくる「Uボート」での大破損修理の腕前
「敵対水域」’97での若者の犠牲的バルブ回し「眼下の敵」の爆雷を
避けて 危険水深までの沈下などエピソードが似てくるのは止む得
まいが、 この映画、欲張って全部採用した。
でもなんだか見終わった印象が、ちゃちでした。
しかたありませんネ、この映画は戦勝国アメリカが作った
「作戦遂行のためのリーダーシップ論」なのですから・・・
制作 ディノ・デ・ラウレンティス
監督 ジョナサン・モストー 脚本デヴィッド・エアー
コメント
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