SFXアドベンチャー! ハムナプトラ 失われた砂漠の都
そもそも英語原題は「mummy マミー」、直訳すると「ミイラ」だが、どちらも、
このタイトルでは映画ヒットしないと判断したのか、エジプトの死の都の名前、
「ハムナプトラ」とした。結果は私にとって、ますます意味不明になったが・・
普通映画監督というものはCG(念のためコンピューター・グラフィック)の
多用を嫌うものだと思っておりました。出来るだけ豪華なセットを作ったり、
わざわざ本物の地でロケをしたり、数百人のエキストラを集めたりして。
映画評論家から、さすが本物指向の監督!と賞賛されるのを期待しているからだ。
しかしこの監督スティーヴン・ソマーズさんは、まったくためらいもなく
CGを使いまくっています。それはそうでしょう彼の前作「ザ・グリード」'98
を創った監督ゆえ当然か?「グリード」は全く酷い映画だった、巨大軟体怪獣が、
3000人もの人を只々食いまくるだけのCG映画でしたものネ
しかしCGの使い方が斬新であり誠に上手なので驚いたが、
映画のチラシに世界を翔けるI.L.M. 最新SFXと明記してある
そうか!(SFX=特撮の製作会社)の雄ILMが参加していたのだ。
それから「インディー・ジョーンズ/最後の聖戦から10年 冒険ロマン」とあり
あのS・スピルバーグに対抗心を燃やしている、凄い意気込みである。
インデイーJが終わったことを見越してB級路線で勝負した結果、米国では
大ヒットしたと聞く。
ヒーローとヒロインが大変良い、息もピッタリだ、二人ともよく知らぬ俳優だが
墓泥棒リックに(ブレンダン・フレイザー)、なんとなくイモくさいが好感度!
考古学者エヴリン(レイチェル・ワイズ)は純真だが大胆な役を好演していた。
彼女の顔が少々アラブ的で画面にマッチしていた。
二人ともこの映画でブレイクすること間違いなしだろう。
映画の内容? はい!蘇ったミイラと人間の戦いアドベンチャーです。
監督 スティーブン・ソマーズ
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