ヌーベェル・ヴァーグの理論的実践的リーダーといえば、
やはり(フランソワ・トリュフォー)でしょう。
彼の論文「フランス映画のある種の傾向」で古きフランス映画を全否定し、
その過激さにフランス映画界は震撼しました。
(論文はあの「禁じられた遊び」のルネ・クレマンをも批判しています)
そして若き4人組(トリュフォー)(ゴダール)(リヴェット)(シャブロル)が
新しい旋風をもたらしたのです。
私の好きな代表作は・・
1)ジャン=リュック・ゴダールの「軽蔑」'63
2)ルイ・マルの「死刑台のエレベーター」'57
3)クロード・シャブロルの「いとこ同志」'58
4)トリュフォーの「大人は判ってくれない」'59「アメリカの夜」'73
私にとり、この中で封切りで見れたのは「軽蔑」と「アメリカの夜」
あとはテレビ映画とVTRで観たものです。
「軽蔑」は女の裸体ポスターなのに18歳禁でなかった。映倫もゴダールの
芸術性に敬意を表したのでしょう。中学生の私はHな期待に胸ドキで入場
オープニングでいきなり(B・バルドー)のヌードのベッドシーン
女のくびすじが映る、「私のくび好き?」男の返事Qui!=好きだよ
カメラ背中に移動して「私のせなか好き?」Qui!
カメラおしりに移動して「私のおしり好き?」Qui!
正直、私がこの歳になっても、一番エロティックなシーンであります。
度肝を抜かれた中学生の私には、エロティック&難解、これが!
ヌーベェル・ヴァーグというものか?と感心したものでした。
私的思い出話誠にSorry
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。